2023/03/26

ドイツ代表シュロッターベックが負傷交代「痙攣があったようだ」

©︎Getty Images

 土曜夜にドイツ・マインツにて行われた、屈辱のカタールW杯以降はじめての代表戦にて、ニコ・シュロッターベックはドイツ代表として9試合目の出場を先発で果たした。これはニクラス・ズーレやアントニオ・リュディガーの不参加もあってのことだが、そこでドルトムント所属のレフティは、先制点の起点となっただけでなく守備面でも多数のボール奪取に成功。今回の試合前にkickerに対して語っていた、「彼ら2人はこれまでのキャリアでさまざまな経験をしているからね、もちろん僕よりも一段高い位置にいるし、僕としては全力でアピールをみせていかないといけない」という言葉を、シュロッターベックは文字通り体現して見せていた。「僕はこれから経験豊富な選手たちから多くを吸収できるし、そしてもっと責任をもてるようになりたいんだ」

 ただしそんな流れにあっても火曜夜に控える注目の一戦、強豪ベルギー代表戦に出場できるかはまだわからない。同選手は試合終盤に無害な対人戦後、そのままピッチに座り込み、バンデージで患部を巻いたままピッチを後にしている。「私は彼と一緒にいたのだが」と試合後に明かしたフリック代表監督は、「特に問題はないようだと言っていた」とドイツの国営放送ZDFに対して説明。「多少、痙攣があった」とのことで「大事には至っていない」ことを明かした。どうやら代表戦明けに控えるドイツ頂上決戦、元指揮官トゥヘル監督が就任したバイエルンとの一戦には問題はなさそうだ。

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