2023/03/29

ドルトムントのケールSD:アデイェミやブラントら負傷組の状況を説明

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 ボルシア・ドルトムントでは先週末に行われたペルー代表とのテストマッチにおいて、ニコ・シュロッターベックが筋肉系の負傷による途中交代を余儀なくされていたが、試合前日の記者会見にてハンジ・フリック代表監督は「念の為」の交代であったことを強調。「大事には至っていない」と述べており、週末に控えるバイエルン・ミュンヘンとのドイツ頂上決戦に向けても出場への期待が残された。

 セバスチャン・ケールSDは「週末までには間に合う感覚はある。ただ日々様子をみていかなくてはならないものだが」と語っており、それはユリアン・ブラントやグレゴール・コーベル、さらにはカリム・アデイェミについても同様の模様。年明けから2得点3アシストを素晴らしいスタートを切りながらも、絶好調の最中に2月19日に大腿に筋損傷を抱えて離脱中のドイツ代表については、スカイによればまだその問題が残り続けているようで欠場の可能性について報じていたが、セバスチャン・ケールSDによれば「そんなことはない。」と否定。「カリムはすでにフルメニューに参加しており、今週中にもさらなるステップを踏み出すはずだ」と述べている。

 なお前節のケルン戦での勝利により首位奪還を果たしたドルトムントではあるが、ただその前の週ではマンチェスターCの前に年明け以来続いた連勝をストップしCL敗退、その後の宿敵シャルケとのレヴィアダービーではリーグ戦の連勝も8で止まったが、その裏ではかず多くの負傷離脱選手を抱えていた事情も。

 ただ前述2人以外にも例えばユスファ・ムココとジェイミー・バイノー=ギッテンスにも進展が見受けられているようで、「ムココの今週中のメンバー復帰はなくはない。彼は燃えているし集中的に練習をして、チーム練習復帰を果たせたことに喜びを見せている。」とコメント。「ジェイミーについてはまだ肩に問題があり、治療の詰めの段階にある。週末に間に合えば」と期待しつつも、経過次第では「別のことも考えなくてはならない」として手術の可能性も残されていることを明らかにした。

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