2023/04/14

独誌kicker移籍情報:〜4月14日まとめ

 ドイツNo1サッカー専門誌『キッカー』より、ブンデスリーガを中心とした欧州サッカーの主要移籍情報Live Tickerを翻訳・掲載。さらに日本人選手が所属するブンデス2部のクラブの情報もご紹介しています。


アイスランド、ハレイデ監督招聘を発表

アイスランド代表の新監督に、ノルウェー人のエイジ・ハレイデ監督が就任することが金曜日に発表された。直近ではマルメFFで職務に当たっていた69歳のノルウェー人指揮官は「アイスランドにはいい選手がたくさんいる」とコメント。なお代表監督ちしては以前にも2003年から2008年までノルウェー、2016年から2020年までデンマークの代表監督を務めていた経歴を持つ。


アンチェロッティ監督、レアル残留を強調

 「我々は交わした約束を守り、そして確実に来シーズンのここにとどまりつづけるよ」とカルロ・アンチェロッティ監督(63)は金曜日、早ければこの夏にもブラジル代表監督へと就任するのではとの憶測について、明確に否定する考えを改めて強調した。「私はレアルでとても快適に過ごしているし、私は非常に落ち着き払っているよ。」


マグデブルク:ジェイソン・ツェカとの契約延長を発表

現在ブンデス2部12位の1.FCマグデブルクは、ジェイソン・ツェカとの契約を更新したことを発表した。2021年夏から在籍する22歳は、今季ここまで22試合に出場して3得点をマーク。さらに8アシストを記録しており、契約に関する詳細については今回は特に明かされていない。


アル・ナスル、ガルシア監督解任を発表

既報通りクリスチアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルが、ルディ・ガルシア監督の更迭を発表した。昨夏より就任したばかりのフランス人指揮官について、クラブ側はこれまでの貢献に感謝の気持ちを伝えている。


ドルトムント、マルセル・ロトカと契約延長

1年前にヘルタBSCからドルトムントに加入し、2024年までの契約を結んでいるゴールキーパー、マルセル・ロトカがさらにもう1年、つまり2025年まで前倒しでBVBに所属することを発表した。


シュティンドル、カールスルーエ期間は「すぐには決まらない」

カールスルーアーSCではラース・シュティンドル(34)の復帰を期待しているところだが、即座にその結果が出されるとは考えていないようだ。「我々が彼に興味があり、ラースと彼のアドバイザーと意見交換を続けている。ただ今は短期的な決定は期待していない」とベッカー競技部門取締役は木曜日にドイツ通信社にコメント。「彼のような著名人が復帰するのは素晴らしいこと。しかし何より我々はラースのサッカー面での価値を期待している」とさらに説明。「ただ財務的にも対応が必要だ」 シュティンドルは水曜日に8年間在籍したグラードバッハをこの夏に退団、故郷に戻りたいとの意向を表明していたばかり。


ハメス、オリンピアコス退団を発表

元バイエルンのハメス・ロドリゲスは、即座にオリンピアコス・ピレウスから退団することが明らかとなった。これはクラブ側より発表されたもので、コロンビア代表は昨夏よりギリシャにわたってここまでリーグ戦17試合に出場、5得点5アシストをマークしていた。


バクーもヴォルフスブルクからの移籍を視野に?

VfLヴォルフスブルクに3年間在籍したリドル・バクーは、この夏にも新天地へと飛び立つことになるかもしれない。ドイツ代表として4試合の出場経験をもつ25歳のオールラウンダーには、チェルシーFCからの問い合わせが届いていたとも言われており、さらにFCアーセナルFCビジャレアルの名前も浮上しているところ。なおヴォルフスブルクとの契約期間は2025年まで。


ラクロワ、ヴォルフスブルクからの移籍を視野に

VfLヴォルフスブルクマクサンス・ラクロワは2025年まで契約が残しているものの、23歳のDFはヴォルフスブルクでの3年間を経て次のステップに進むことを強く意識しているようだ。


ヴォルフスブルク:ファン・デ・フェン売却の条件は?

CBミッキー・ファン・デ・フェンは先日ヴォルフスブルクとの契約を2027年まで契約を延長したばかりだが(例外条項なし)、それと同時に興味をもつクラブからなお打診ををすでに受けていたことを明らかにしていた。そんな左利きの21歳のオランダ人選手にもし好条件オファーが届くのであれば、クラブ側も話をする用意があることは明らかであり、ただキッカーが得た情報によるとそれは4000万ユーロを下るものではないという。


ナーゲルスマン監督とエンリケ監督がチェルシーにプレゼン

後任監督人事を模索するFCチェルシーでは、元バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督に引き続き注目していると、各メディアが報じている。ドイツの大衆紙『Bild』によるとチャンピオンズリーグ準々決勝にて考えをプレゼンする予定だという。さらに前スペイン代表のルイス・エンリケ監督も最近プレゼンすることを許可されていた模様。


ケルン、バカツカンダとプロ契約

1.FCケルンエリアス・バカツカンダとプロ契約を締結した。ケルン出身の19歳とは2026年まで更新。センターバックを主戦場とし、これまでAユースではトップパフォーマーの1人として活躍。トップチームでも2度にわたってベンチ入りしている。


グラードバッハ、ベンセバイニも契約満了で退団

ボルシア・メンヒェングラードバッハラミー・ベンセバイニの退団を発表した。2019年よりグラードバッハに在籍するベンセバイニも、同じくフランスのスタッド・レンヌから移籍金750万ユーロを投じて獲得した左サイドバックは、これまでブンデス通算90試合に出場し18得点。ただテュラムらと同様に今夏に契約満了をもってフリーで退団することになり、これまでボルシア・ドルトムントやアトレティコ・マドリードからの関心が伝えられているところだ。


グラードバッハ、テュラムも契約満了で退団

ボルシア・メンヒェングラードバッハマーカス・テュラムの退団を発表した。4年前に母国フランスのEAギャンガンから移籍金950万ユーロで加入していたテュラムは、これまでブンデス通算107試合に出場して34得点をマーク。フランス代表にまでの飛躍を遂げてインテル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーFCからの関心も報じられていたものの、これにより4年間の在籍を経て無償で放出することになった。


ヴォルフスブルク、ギラボギの今夏退団を発表

より多くの出場機会を求めジョシュア・ギラボギは、この夏をもってVfLヴォルフスブルクを退団することが明らかとなった。なお現時点ではまだ移籍先は未定であり、また引退後のヴォルフスブルク復帰について協議中であることも明かされている。


グラードバッハ:主将シュティンドルがこの夏に退団。故郷カールスルーエ復帰か

ボルシア・メンヒェングラードバッハの主将ラース・シュティンドルが、契約満了を迎えるこの夏をもって退団することが明らかとなった。「ここ数週間、いろいろと考えた結果、故郷に戻るという結論に至ったよ。でもこの素晴らしいクラブとスタッフ、同僚、そしてファンの皆様から頂いた素晴らしい声援、ここでの快適な生活を手放すことにはなるけれど。でもこれから人生において新しいことをする機会が訪れていると思うんだ。ふるさとに帰ろうと思う」と同選手は説明。つまりは古巣カールスルーアーSCへ復帰となる。


鎌田大地:6年在籍したフランクフルト退団が正式に発表

既報通りアイントラハト・フランクフルトは、来季より鎌田大地を欠いてチーム作りを行うことが明らかとなった。これは火曜午後にクラブ側より正式に発表されたものであり、これまでブンデス内やプレミア、スペインなどからも関心が伝えられていた26歳の日本代表MFは、今季いっぱいまでとなっていた契約を満了しフリートランスファーにてクラブを後にすることになる。


リヴァプールが方針転換?ベリンガム争奪戦から離脱か

リヴァプールFCのユルゲン・クロップ監督は以前より、この夏には大規模なチーム改革を行う考えを明らかにしていたが、どうやらその余波がボルシア・ドルトムント所属ジュード・ベリンガムにまで及ぶことになりそうだ。2025年までドルトムントとの契約を残す19歳のイングランド代表には、すでにマンチェスター・シティやレアル・マドリードをはじめとするメガクラブからの関心が寄せられ、この夏での移籍の可能性が取り沙汰されているところ。そのなかの有力候補の1つにリヴァプールFCも挙げられていたのだが、しかしながらタイムズら複数の英国メディアによれば現在のチーム事情から、もはや1人の選手に巨額の資金を注ぎ込むようなリスクは冒すことができなくなったようだ。


アル・ナスル、ガルシア監督解任か

どうやらクリスチアーノ・ロナウドはこれから、新しい指揮官の下でプレーすることになりそうだ。スペインのマルカ紙が報じた情報によれば、昨夏よりアル・ナスルで指揮をとるルディ・ガルシア監督が、競技面のみならず、ロッカールームにおける諍いによって、失脚したと報じている。


フラメンゴ、ペレイラ監督の解任

ヴィトール・ペレイラが、フラメンゴの監督を解任された。今年1月に就任したばかりだったが、わずか20試合ですでに終了。ペレイラ監督の下での試合では8敗を喫しており、前任のドリバル・ジュニオール監督(5カ月ほど)に続く短期政権となってしまった。


ベン・チルウェル、チェルシーと2027年まで延長

2020年にレスターからチェルシーに加入し、2021年にトーマス・トゥヘル監督の下でCLを制覇。さまざまな時間を過ごしてきたベン・チルウェル(26)が、2025年まで有効だった契約をさらに2027年まで更新したことがクラブ側より火曜日に発表された。


バーゼル、ミヒャエル・ラングと延長

ミヒャエル・ラングFCバーゼルは、2025年までの契約延長について早期合意に達した。2018年から2021年にかけてボルシア・メンヘングラッドバッハとヴェルダー・ブレーメンでブンデス26試合に出場した右サイドバックは、「僕にとってバーゼルでの僕の物語がまだ終わっていない。それは明らかだよ」と語った。


ヴォルフスブルク、マーモウシュの退団を発表

オマル・マーモウシュが、今シーズン限りでVfLヴォルフスブルクとの契約を延長せず、満了に伴い6年過ごしたニーダーザクセン州を去ることになった。24歳のエジプト人ストライカーの移籍先はまだわかっていないが、アイントラハト・フランクフルト移籍が見込まれているところ。


ドルトムント、ユリアン・ブラントと延長

ユリアン・ブラントは、ボルシア・ドルトムントとの契約を2026年6月まで2年間延長した。26歳のドイツ代表MFは2019年夏にレヴァークーゼンから移籍、その後ブンデスリーガ120試合(23ゴール、22アシスト)に出場しているところ。


グラードバッハ、シッペルと契約を延長

ボルシア・メンヘングラードバッハは、トビアス・シッペルとの契約を2024年まで1年延長したことを発表した。2015年にフォールスに移籍したGKは、それ以来、常にナンバー2としての役割を担っており、「”トビ “は様々なことが起こったボルシアでの約8年間において、常に必要なときにいつもそこで存在感を発揮してくれていた」とヴィルクスSDは評価。「今その役割は少し変わったが、ピッチの中でも外でも、我々にとって重要なファクターであることに変わりはない」と言葉を続けている。


リカルド・ペピとアウグスブルク。「どこからも問い合わせはない」

FCアウグスブルクでは、今の所はまだリカルド・ペピ(20)に対するオファーを受けていないがいないという。それどころか「今のところ彼に対する問い合わせもない。だから売却は今のところ我々にとって問題にはなっていない」とシュテファン・ロイター競技部門取締役は『スカイ』に対してコメント。現在オランダ1部FCフローニンゲンにレンタル移籍の米国人ストライカーについて「これまでと変わらず我々としては、具体的かつ十分と判断できるオファーがあれば、それに応じるつもりだ。その時には公の場ではなく、本人やアドバイザーと直接話し合うことになるよ」と言葉を続けている。”


レスター、ディーン・スミス監督招聘

レスター・シティは、月曜深夜に今シーズン終了までディーン・スミスが、解任となったブレンダン・ロジャースの後を引き継ぐことを発表した。元イングランド代表のジョン・テリー氏とクレイグ・シェイクスピア氏がサポートを務めるという。またアダム・サドラー氏とマイク・ストウェル氏はフォックスのコーチングスタッフに留まるとのこと。


レスター一転、マーシュ監督と破談か

レスターで急転直下?ジェシー・マーシュ監督とレスター・シティーの交渉が、最終的には決裂寸前であると英紙『ガーディアン』紙が報じている。どうやら肝となる部分で合意にはいたっていないようで、記事によればフォックスは他にラルフ・ハーゼンヒュットル氏、オスカル・ガルシア氏、ラファエル・ベニテス氏らも検討しているようだ。


レスター、マーシュ監督招聘間近

先週の日曜日にブレンダン・ロジャース(50)と決別したレスター・シティは、後任候補として英紙『The Athletic』がによると、ジェシー・マーシュに白羽の矢を立てたという。49歳の米国人指揮官はライプツィヒでの活動を経て、2022年2月から今年2月初めまでリーズ・ユナイテッドにて指揮をとっていた。

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