2023/04/23
ドルトムント:首位奪還もシュロッターベックが再び大腿を負傷!

©︎IMAGO/Ulrich Hufnagel
4月1日に開催されたバイエルン・ミュンヘンとのドイツ頂上決戦において、大腿筋に負傷を抱えて離脱を余儀なくされていた、ニコ・シュロッターベック。その復帰時期は今月末とみられていたものの土曜夕方に行われたアイントラハト・フランクフルト戦にて先発として復帰。しかしながら前半14分に味方ドニエル・マレンが放ったフリーキックが頭部と直撃、明らかに意識を朦朧とさせたままピッチへと倒れこんでしまった。
それでも医療スタッフによる治療とデニス・アイテキン審判員による確認の結果、再びピッチでプレーを再開することになるのだが、前半25分にはエディン・テルジッチ監督は代役としてニクラス・ズーレを立てて交代。ドイツ代表DFは脳震盪を抱えてしまったということなのだろうか?だがスカイに対して指揮官から出された言葉は、より不安にさせる内容であった。
「彼はランニングした際に大腿を掴んで、それからベンチにきたのだよ。彼自身はプレーを希望していたのだが、我々もまた過去の記憶もあることだしね。彼がミュンヘンであそこを掴んでいたのは、そんな前の話ではないのだ。それから彼は何週間にも渡り離脱を余儀なくされていたのだよ」
これから残り5試合でブンデスリーガ優勝をかけたラストスパートに臨む、ボルシア・ドルトムント。果たしてそこにシュロッターベックも名を連ねることができるかどうかは、今のところはまだわからない。検査は日曜もしくは月曜に行われる見通しで、早期に交代したこともあり「大事には至っていないことを願っている」との希望を指揮官は口にした。