2023/05/06

テルジッチ監督もチャレンジ導入に前向き、シュロッターベックとゲレイロは負傷ため出場が疑問視

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 前節ではVfLボーフム戦にて痛み分けに終わり、首位陥落を喫してしまったボルシア・ドルトムント。特にそこではPKが誤審によって与えられなかったことが大いに話題となり、最近ではクロップ監督らからチャレンジ制度の導入への希望が語られるなどの展開をみせており、テルジッチ監督は「サッカーをよりフェアなものにするということであれば、そのためにはあらゆることを試みるのは良いことだろう。一考の価値はあると思うね。近年サッカー界であ多くの変化があり、こういったチャレンジは監督も希望するところだ」と語った。

 なお人材面ではディフェンダー陣において引き続きチャレンジが続くことになりそうで、左サイドのラファエル・ゲレイロがふくらはぎの打撲のために、そして左側のセンターバックを担うニコ・シュロッターベックについても、筋肉系の問題によって今回のヴォルフスブルク戦での出場に疑問符がつけられているところ。自力優勝がなくなった残り4試合に向け、指揮官は「痛み分けに苛立つのではなく、この勝ち点のおかげで優勝に立てるようにするための4試合」と位置付け、「まだ可能性はあるのだから」と前向きさを強調。「あくまで自分たちに集中」して「残りの4試合でとにかくバイエルンにプレッシャーをかけていきたい」と語った。「そのためにはまずは、自分たちの力を最大限に発揮できないとね」

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