2023/05/29
ゲレイロが7年過ごしたドルトムントを退団、後継候補はベンセバイニ

©︎IMAGO/Jan Huebner
契約満了に伴いラファエル・ゲレイロが、7年間すごしたボルシア・ドルトムントをこの夏に退団することを明らかにした。29歳のディフェンシブオールラウンダーは「この素晴らしい7年間を経て、大きな残念な想いを胸に、別れを告げるときがきた」と、自身のインスタグラムにて投稿。「ここで多くのことを学び、成長し続けていくことができた。ファンの皆さんやチームメイトらから受けた、7年間にわたるこの愛を忘れることなど決してない」と述べ、「キャリアにおいて最も難しい決断」であったことを改めて強調している。
2016年夏に当時22歳だったポルトガル代表はフランスのFCロリアンから加入、それ以降はドイツ杯で2度優勝を果たし、さらにDFBスーパーカップでも優勝。しかしながらブンデスリーガ優勝は、今季最終節で千載一遇のチャンスを得たものの、最終的には僅差でバイエルンの後塵を拝し準優勝に止まった。(今季公式戦通算36試合に出場して6得点、14アシスト)
なおその移籍先についてはいまのところはまだ明らかにはなっていないものの、その一方でボルシア・ドルトムントでは同選手の穴埋めとして、すでにボルシア・メンヒェングラードバッハとの契約を同じく満了する、ラミー・ベンセバイニが浮上。28歳のアルジェリア代表は今季ブンデス28試合に出場して6得点をマークしており、MFでもプレー可能など攻撃面に強みがあったゲレイロに対して、ベンセバイニは187cmという長身からCBとしてもプレーが可能なディフェンダーだ。