2023/07/24
ドルトムント、マルセル・サビッツァをバイエルンから獲得間近。火曜から米国で合流か

©︎IMAGO/ActionPictures
土曜日の、ロート・ヴァイス・エアフルトとのテストマッチにて、マルセル・サビッツァについて尋ねられたセバスチャン・ケールSDは、あくまで一般論として「これまでに書かれたすべての内容と、そして我々が何人の選手と契約しているかを考えれば、今はそのことについてコメントすることはできないし、いかなる交渉について状況説明を行うことはできない」と保守的にコメント。
サビッツァ自身はプレミアリグへの移籍に傾いているとの報道もなされていたのだが、ただ日曜日にはドルトムントとの交渉は勢いを増しているようで、キッカーが得た情報によればサビッツァ自身は移籍に前向きで、ただクラブ間交渉ではまだ合意に至っていない模様。移籍金額はどうやら1500〜2000万ユーロが見込まれているようだ。昨夏にフリーでライプツィヒより加入するも、わずか半年でマンチェスター・ユナイテッドにレンタル移籍していたオーストリア代表MFについて、バイエルンが移籍に向けて障害を儲けることは考えにくい。
その一方でドルトムントではこの夏に移籍した、ジュード・ベリンガムの穴埋め役として29歳のオールラウンダーに白羽の矢をたてたようで、さらに中盤ではこの夏にマフムード・ダフードも退団。これを受けてすでにヴォルフスブルクから、フェリックス・ヌメチャを獲得しておりサビッツァ獲得となればその2選手の穴埋めを果たすことになる。
なおドルトムントは本日からデュッセルドルフ空港を出発し、11日間の米国ツアーへと出発。サンディエゴ、ラスベガス、シカゴでのPR活動もさることながら、なによりテルジッチ監督としては長時間のフライトや気候、時差などを考慮しつつ、新シーズンにむけた準備をさらにヒートアップさせていかなくてはならない。特に時差問題を考慮して前述のテストマッチ後には特別プログラムを実施。
マルセル・サビッツァについてはキッカーが得た情報では月曜日に到着しすぐにメディカルチェックを受けて、そして火曜日から合流することが理想的と考えられているようだ。遠征メンバーには個別調整中のマテュー・モリーやスーマイラ・クリバリが不参加。ジェイミー・バイノー=ギッテンスは米国で型の手術を受けてリハビリ中。
今回の遠征期間中では7月28日にアメリカ2部のサンディエゴ・ロイヤル、7月31日にラスベガスでマンチェスター・ユナイテッド、8月3日にシカゴでチェルシーFCとテストマッチを行う。今季最初の公式戦は8月12日のドイツ杯初戦で、それにむけた最後の腕試しの場は8月6日にドルトムントで行われるアヤックス・アムステルダム戦だ。
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— Borussia Dortmund (@BVB) July 24, 2023