2023/08/01
米国遠征中のドルトムント、守護神コーベルも負傷で合計6選手が離脱に

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これまでのテストマッチ5試合で5勝、自裁のところこれまでボルシア・ドルトムントの準備期間は、順調に推移しているように見受けられていた。「我々にとって重要で良いテストだったよ。互いに多くの得点チャンスを手にした激しい展開となったね。前半は狭いスペースでコンビネーションが光り、中央をしっかり閉じられないとマンUはなかなか止められないものだが、目論見は結構うまくできていたと思うね」とテルジッチ監督は3−2での勝利について振り替えった。
ただあくまでこの試合はBチーム主体のマンチェスターUに対して、ドルトムントは先発と見込まれるメンバーで戦っており、それでも先制点を許して中央突破も何度か見受けられつつもそれ以上の失点は避け、マレンの同点弾からドルトムントの展開に。後半からはドルトムントのペースでハーラー、アデイェミと追加点をし、パスミスから失点もおかしたが3−2で勝利をおさめている。
米国遠征中のドルトムント、6選手が離脱という状況に
だが今回のマンチェスター・ユナイテッドとのテストマッチでは、母国凱旋となるはずだったジョバンニ・レイナが脚の負傷で、さらにジェイミー・バイノー=ギッテンスが肩の手術明けということで、筋肉系の問題を抱えるフェリックス・ヌメチャ同様に離脱中。加えて遠征最初のテストマッチでニコ・シュロッターベックが膝の負傷で早々にドイツ帰国、さらにさらに若手のジュリアン・デュランヴィルも大腿筋の負傷を抱えしばらくの離脱に入ったが、日曜日にはグレゴール・コーベルとトーマス・ムニエも負傷。
マンU戦ではコーベル、ムニエも負傷
25歳のスイス代表GKは軽度の筋損傷を抱えており、今季最初の公式戦であるドイツ杯初戦まで2週間、ブンデス開幕までは3週間を切るなかで間に合うのかが気がかりなところ。昨季12試合で欠場したときには頼れるベテランGK、あれサンダー・マイヤーが代役を担った。一方の後半67分、スプリントを停止し大腿を抑え5分で交代していたトーマス・ムニエについても、筋肉系の問題を抱えているが既にこの夏の移籍候補となっており、むしろそちらの点についても気になるところだ。