パリ・サンジェルマン、ウスマン・デンベレ獲得。５年契約締結で背番号は２３

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　パリ・サンジェルマンは既報通り、ウスマン・デンベレをＦＣバルセロナから獲得したことを発表した。新天地との契約期間は２０２２８年までの５年まで。当初バルサと締結されていた２０２４年までの契約には、先月末日までに５０００万ユーロで行使可能となる例外条項が付随、それが期限までに発動しなかったことで延長を望むバルサ残留の噂も流れたが、その後に仏紙レ・キップなどではあくまで、この期日までに移籍の意思をリーグに示していれば、移籍金を振り込むための猶予を得ることは可能であったと報道。それが本日改めて正式に移籍という形で証明されている。

　米国遠征中の時点で説得にあたっていたシャビ監督は「パリ側のオファーに及ばなかった」とすでに退団の流れにあることを明かしており、またその数日後にはアレマニＳＤがデンペレはパリに向かい「契約は完了する。あとは全ての書類にサインをするだけだ」と語っていた。なお母国復帰となったフランス代表アタッカーとの背番号は２３。その移籍金額は５０４０万ユーロ。

　かつて１億５００万ユーロでバルサに加入するも、５度の大腿の負傷や３度の筋束断裂など。負傷による不運やプロフェッショナルさの欠如、規律面での問題などなかなかうまく事が運ばなかった同選手は、２０２１年初めに契約満了を示唆したことでクラブに動揺が走りベンチ外とするも、そのポテンシャルの高さから間も無くしてその考えを変え、７月にはは晴れて前述の例外条項が含まれる形で２０２４年まで２年延長。

　これまで通算１６３試合に出場して３２得点をマーク、特にシャビ監督就任から事態は好転をみせていたデンベレについては、さらに２０２７年までの契約更新をバルサ側は求めていたものの、以前ドルトムントですったもんだの末に移籍を強行したバルサからの退団の意思はゆるがず、２０１６年にスタッド・レンヌからドイツに渡って以来となる母国復帰を決意した。

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— Paris Saint-Germain (@PSG_inside) August 12, 2023