2023/08/23

コロナ禍収束宣言:ドルトムントが売上高と連結業績を伸ばす

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 コロナ禍も収束し2022/23会計年度でボルシア・ドルトムントは、連結売上高は4億1820万ユーロ(前年度:3億5160万ユーロ)とBVBはクラブ史上最高の売上高を達成した。「3年前には考えられなかった」とトレースCFOはコメント。例えばスポンサーシップが約1,600万ユーロ増の1億4,230万ユーロに達するなど、ドルトムントの魅力はいまもなお健在で、連結決算は4150万ユーロ増の960万ユーロ。連結総利益は5850万ユーロ増の5億1540万ユーロとなっている。ちなみにジュード・ベリンガムのレアル・マドリードへの売却額1億300万ユーロが貸借対照表に計上されるのは2023/24会計年度からで、グループ内の人件費が500万ユーロ増の2億3620万ユーロとなったことは、クラブがスポーツ面で置かれている国際的な競争を考えれば、驚くにはあたらない。むしろその上昇幅は「控えめなものだ」とヴァツケCEO。ちなみにクラブの従業員の給与は5%上昇し、さらに2会計年度にわたって、従業員一人当たり合計3000ユーロの一時金が2回支払われた。

ヴァツケCEO、移籍市場をサウジが席巻することは「正しいかはサウジ側が決めること」

 戦力補強という点においては、新興勢力のライプツィヒをはじめとする、背後からの息遣いも聞こえるところだが、「全体的にみて、ブンデスリーガにとって強豪クラブが増えていくことは良いことだよ、ブンデスリーガはいい方向に向かっているとは思うね。」とコメント。また健全経営のドルトムントに比較してこの夏の移籍市場では、サウジアラビアが国家予算を投じてスター選手を獲得していることについては、「ドルトムントの選手に関してはサウジ移籍には消極的のようでね」と述べつつ、政府系ファンドを通じてサッカー界に莫大な投資を行っていることについては、「それはもうサッカーを知っている人なら誰でも知っている話さ。」と冷静にコメント。「それがいつまで続くのかという展開については予想はできないよ。支配者がここまでといえば、ここまでなんだ」と中国を例にとって持論を展開しており、そしてプレミアやフランスの多くのクラブはすでに中東からの恩恵を受けて久しく、「それが嫌ではなかったからそちらに向かって行ったのだろう」と語っている。「正しいかどうか。それはあくまでサウジ側が判断することだと思うよ」

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