2023/08/31
若手の登竜門フリッツ・ヴァルターメダル発表、金賞はドルトムントから2選手選出

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ドイツの若手サッカー選手の登竜門、フリッツ・ヴァルター・メダル賞の受賞者6選手が発表。U19部門、つまりは2004年生まれのクラスでは、ブンデス最年少デビューを果たしたボルシア・ドルトムントのユスファ・ムココが選出されており、銀賞にはマインツのブラヤン・グルーダ、銅賞にはホッフェンハイムのウムト・トフムクがそれに続いている。
ムココは昨冬にカタールで開催されたワールドカップでも出場を果たしており、またグルーダはU19ブンデスリーガでドイツ選手権優勝に大きく貢献(11試合で13得点)。ブンデスでは4試合に出場しており、またドイツU19代表では主将を務めるトフムクも昨季ブンデスリーガで8試合に出場するなど大きな飛躍を遂げた。
さらにボルシア・ドルトムントからは2006年生まれのクラス、つまりはU17部門においてもパリス・ブルナーが選出されており、銀賞にはフライブルクからバルサに移籍したノア・ダルビッチ、そしてシャルケの期待の若手アッサン・ウエドラオゴがそれぞれ銀賞、銅賞を手にしている。
ブルナーはドイツU19代表として参加した欧州選手権にて4得点をマークするなど大会優勝に貢献、さらに最優秀選手賞を受賞する活躍を見せたところ。そして残る2選手もまたそのチームメイトであり、ダルビッチは主将としてチームを牽引。6試合で6得点をマークしており、ウエドラオゴは中盤のダイナモとして好印象を残した。またシャルケではすでにブンデス2部4試合に出場して初得点を記録済み。
今季ドルトムントのユニフォームがファン人気1位
今季もっともファンから支持されているブンデスリーガのユニフォームはボルシア・ドルトムントだ。これはキッカーのスポーツデータベース「One8y-DB」による代表調査の結果であり、ドイツ全土の2450人のサッカーファンを対象とした調査から導き出されたランキングでは2.62ポイントだったドルトムントが、ウニオンとフランクフルト(2.72)を抑えて1位に。逆に下位ではシュトゥットガルトとマインツ(3.20)の下にアウグスブルク(3.28)が位置しているところ。2部ではシャルケが首位でその点でみれば、アパレル的にアディダスとプーマ社の勝利ともいえる。