2023/08/31

ドルトムント、昨季ブンデス得点王フュルクルーク獲得間近!

©︎IMAGO/Nordphoto

 ヴェルダー・ブレーメンのドイツ代表FW、ニクラス・フュルクルークがボルシア・ドルトムントへの移籍間近のところにまで迫っている。物事が順調に進むならば本日木曜日中にも移籍成立が発表される見通しだ。昨季ブンデス最終節でリーグ優勝奪還を逃したドルトムントは、この夏の移籍市場最終日直前に昨季ブンデスリーガ得点王の獲得を模索。早ければ金曜日のブンデスリーガ第3節ハイデンハイム戦から、黄色と黒のユニフォームに身を包む大型ストライカー(189cm)の姿を眼にすることができるだろう。ただブレーメンが当初見込んでいた移籍金2000万ユーロよりも、キッカーが得た情報では大幅に低額となる見通し。(1300万ユーロ?)

 ドルトムントからみれば昨季にハーランドの穴埋め役として獲得するも、病気を患いシーズンの大半を棒に振ったセバスチャン・ハーラー以外に、ポストプレーとロングボールでの空中戦に対応できるタイプのFWは存在せず、またハーラーは左SBベンセバイニと共に今冬のアフリカカップ参加も見込まれているところ。そこでの穴埋め役として白羽の矢がたった格好であり、また30歳にしてドイツ代表定着を果たした遅咲きの点取り屋にしても、来夏に控える自国開催のユーロ出場に向けて高レベル(特にCL)でのアピールの場を求めていた。

 果たしてこれでこの夏の移籍市場を終了することになるかは、現時点ではまだ不明。ボルシア・ドルトムントではニコ・シュロッターベック、マッツ・フメルス、そしてニクラス・ズーレと豪華なCB陣を取り揃えているが4人目が不在となっており、確かにベンセバイニやジャンもプレーは可能とはいえ、直近ではサウサンプトン所属の同じくドイツ代表アーメル・ベラ=コチャプのレンタルが噂された他、サイドバックも十分な布陣が揃っているとは言い切れない。一方で居場所を失ったトルガン・アザール、そしてトーマス・ムニエの去就問題も残されている。

ブレーメン、ヴォルテマーデがエルフェアスベルク復帰?

その一方でヴェルダー・ブレーメンでもリリアン・エグロフ、そしてオリヴァー・バークに加えて、ニック・ヴォルてマーデについても移籍の可能性が取り沙汰されているところだ。21歳の若手ストライカーには今季ブンデス2部昇格を果たした古巣エルフェアスベルクが復帰を模索しているようで、ただブックSDはドイツの大衆紙ビルトに対し「復帰に過度な期待はもつべきではないだろう」と釘を刺した。

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