2023/09/01

ドルトムントのテルジッチ監督、ハイデンハイムの「フィジカル力」を警戒

©︎IMAGO/Kirchner-Media

 昨日に行われたブンデスリーガ第3節1.FCハイデンハイム戦に向けた記者会見では、まだボルシア・ドルトムントではニクラス・フュルクルーク獲得は確定はしておらず、エディン・テルジッチ監督はあくまで「今週はいろいろと話題はあるが、集中することはあくまでサッカーのこと。コーチとしても選手にとっても難題に向けて集中力を高めているところだ」とコメント。昇格組ハイデンハイム戦に向けた意気込みを強調。「彼らは手強いよ。フィジカルに長けており、多くのクロスと危険なセットプレーをもっている。そして昇格という勢いにも乗っている」と警戒心を示した。「シュミット監督の手腕は見事としかいいようがない」

 特にボルシアドルトムントとしての見方をするのであれば、かつてイエローとブラックのユニフォームに身を包み、プレーしていた選手たちの飛躍を今回目の当たりにすることにもなる。ヤン・ニクラス・ベステ、パトリック・マインカ、レナード・マロニーの3選手について、テルジッチ監督は「その道を着実に歩み、そして今は責任を担う存在となっている」と評価。なおこの試合では、足首に問題を抱えるユリアン・リエルソンと股関節に問題を抱えるフェリックス・ヌメチャについては出場が疑問視、ともに筋肉系の問題を抱えるトーマス・ムニエとジュリアン・デュランヴィルは欠場となる一方で、マッツ・フメルスは復調。

ハイデンハイム、2選手が退団

 その一方でハイデンハイムでは2選手がブンデス3部のクラブへと移籍した。ティム・ケーターを3部のMSVデュイスブルクに今シーズン終了までレンタル。昨夏デュッセルドルフの下部チームから加入するも2部2試合の出場にとどまっていた22歳は新天地では背番号22をつけてプレー。そしてもう一人、メルヴィン・ラムソヴィッチがユース時代の所属クラブであるシュツットガルター・キッカーズに復帰。2017年にそのユースから加入していた22歳もまた、これまで2部7試合のみの出場にとどまっていた。

先発予想

ドルトムント:Kobel – Ryerson, Süle, N. Schlotterbeck, Bensebaini – Sabitzer, Can – Malen, Brandt, Adeyemi – Haller

ハイデンハイム:Ke. Müller – Traoré, P. Mainka, Siersleben, Theuerkauf – Maloney – Dinkci, Thomalla, Beste – Pieringer – Kleindienst

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