ドイツ代表、フュルクルークが離脱。日本戦、フランス戦ともに欠場

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　オーバーサイズのシャツとキャップに身を包み、黒のバンからドイツ代表チーム合流のため降りてきた、ニクラス・フュルクルーク。そこでまず少し前に到着したロビン・ゴセンスとハグで挨拶を交わすと、それからフリック代表監督が自身の負傷を考慮し、トーマス・ミュラーを追加招集したことへの質問が及んだ。「そんなに酷い負傷というわけじゃないんだよ。まずは確認してみようと。だからここにいる」と説明。木曜から所属となったドルトムントとの緊密な連絡も強調した。

　そしてその結果とチームドクターとの話し合いによってフュルクルークは、土曜日にドイツ・ヴォルフスブルクで行われる日本代表戦も、そしてドルトムントで行われるフランス代表戦のいずれも欠場することが確認。大腿部の負傷を考慮して、すでにヴォルフスブルクの台帳チームの合宿先から離れることが、フリック代表監督より明かされている。これで逆に復調を果たし代表に久々に復帰した、ミュラーがそのまま復帰戦を飾る可能性も高まった。

フュルクルーク「かならずまた良くなっていくもの」

　なお昨日到着時点でフュルクルークは、ワールドカップの早期敗退とその後も結果を出せていない代表チームの状況について、「いまからドイツでのホーム戦が２試合行われるんだ。つまりチャンスが２回あるということ。ここで結果を出し、達成感を手にし、ともに成長することが重要なんだ。成功体験は大切だよ」とコメント。それは開幕から３試合でわずか１勝の新天地、ドルトムントにもいえることで「ときに問題や困難も訪れる、でもまたよくなっていくものだ」と前を向いた。