2023/09/09

欧州クラブ協会、カーン氏やヴァツケ氏の後任などを発表

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 欧州クラブ協会では今年5月にバイエルンの代表を退任したオリヴァー・カーン元代表、そしてボルシア・ドルトムントのハンス・ヨアヒム=ヴァツケCEOの後継として、カーン氏の後を受け継いだバイエルンのヤン=クリスチャン・ドレーセン代表、そしてRBライプツィヒのオリヴァー・ミンツラフ代表がそれぞれ選出された。これはベルリンにて行われた総会で確認されたものであり、さらにブンデスリーガからはバイヤー・レヴァークーゼンのフェルナンド・カロ取締役と、ヘルタの株を引き継いだ777パートナーズの創設者ジョシュア・ワンダー氏も選出。またフランクフルトのアクセル・ヘルマン取締役も。ケライフィ会長曰く「中堅クラブの声を届ける」ための上層部へのオブザーバー的役割を務めるとのこと。

ドレーセン代表、サウジの移籍期日と、複数クラブ所有のオーナーに警鐘

 バイエルンのドレーセン代表は、バイエルンと欧州クラブ協会には「長い伝統がある」ため、「欧州クラブサッカー界をリードするこの組織で責任を担う」ことへの喜びを表現。そして複数クラブを所有するオーナーについては、前任のヴァツケ氏と同様に継承を慣らしつつも、ただこの夏の移籍市場を席巻したサウジアラビアについては、アメリカも含めて現在の欧州のような大規模な大会が行われるようには考えていないという。ただしそれでも移籍市場の閉幕までに1週間の差があったことについては、「同時に閉幕することを望んでいる」との考えを示している。

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