ドルトムントでの代表戦欠場のエムバペ、ＣＬドルトムント戦には間に合う？

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　火曜日に行われたドイツ代表vsフランス代表戦では、フランスのファンはキリアン・エムバペの登場を待ち侘びていたものの、最後までその瞬間が訪れることはなかった。試合中何度かカメラはエムバペにパンしていたものの、そこにはベンチで試合を見守る快速ストライカーの姿が。そして最後まで決定力不足に苦しんだフランス代表は、長い不振の末に遂にフリック亜監督解任を決意したばかりのドイツ代表に、１−２での敗戦を喫している。

　試合後デシャン監督はエムバペについて、「膝蓋骨腱に問題を抱えている、深刻なものではないがね」と指揮官。ベンチ入りはしていたものの起用の予定はなかったようで、親善試合とあって「このような試合でリスクをおかすわけにはいかない」と説明した。ただ今回滞在したドルトムントとのチャンピオンズリーグにおける戦いで、今度はパリ・サンジェルマンの一員としてピッチに立つか、それとも再び試合を見守る　ことになるかはわからない。まずは金曜日にニースとのリーグ戦があるため、そのあたりで詳細が明らかになることだろう。

　なおデシャン監督はチームのパフォーマンスに全く納得しておらず、「特に序盤は壊滅的だったよ。とりわけオフェンス面で。その後は少し回復はみせていたものの、仮にエムバペやジルーがいたからどうにかなったのか。それはわからない」と述べ奈良が、「ドイツは良い対戦相手だよ」と強調した。確かにエムバペ、そして負傷欠場したオリヴィエ・ジルーの不在に加えて、実践から２週間以上も遠ざかりしばらく練習にも参加していなかった、ランダル・コロ・ムアニも「万全ではなかった」という不運も重なってしまった。