
FCアウグスブルク, VfBシュツットガルト, ボルシア・ドルトムント, バイエルン・ミュンヘン, SCフライブルク, アイントラハト・フランクフルト, ヴェルダー・ブレーメン, 1. FSVマインツ05, RBライプツィヒ, バイヤー 04 レヴァークーゼン, VfLヴォルフスブルク, Bundesliga, SVダルムシュタット98, FCシャルケ04, フォルトゥナ・デュッセドルフ, 1.FCマグデブルク
2023/09/22
ブンデス負傷/処罰情報:ケイタ復帰間近、ギュンター手術、サビッツァも欠場。

©︎IMAGO/Jöran Steinsiek
【フライブルク】
ミヒャエル・グレゴリッチュ:ドルトムント戦にて前半30分、ミヒャエル・グレゴリッチュが負傷交代を余儀なくされた。ELオリンピアコス戦に向けた最終調整も姿をみせていない。またその試合では代役として起用されるはずだった、マキシミリアン・フィリップは古巣戦で投入される前の準備中に負傷。そのため急遽グリフォが起用されている。またルーカス・へーラーも負傷で交代を余儀なくされていたが、こちらはマレンのファウルで負傷していたフィリップ・リーンハルトと同様に最終調整に参加。そこには内転筋の問題を克服した、ヤニック・カイテルの姿もあった。
ニコラス・へフラー:ドルトムント戦での後半81分に、サビッツァに対する足裏によるラフファウルによって、1度は主審より警告となるもVAR介入で退場となっていた、ニコラス・へフラーに対してドイツサッカー連盟は、3試合の出場停止処分を科す判断を下した。すでに選手、クラブ側も了承していることからフランクフルト戦、アウグスブルク戦、バイエルン戦で不在ということに。ただELには影響は及ぼさないため、オリンピアコス戦での出場は可能。ちなみに昨季1試合のみ欠場という絶対的主力のへフラーだが、その昨季最終節と今季開幕戦でも不在だった理由も退場処分による出場停止だった。
クリスチャン・ギュンター:さらに主将ギュンターも不在となる。その理由は「元々あった前腕開放骨折の感染」にあるとクラブ側は発表しており、「医学的および外科的に長期的に治療」する必要がある」とのこと。7月中旬に行われたグラスホッパーとのテストマッチで負傷していた同選手は、8月はじめよりチーム練習復帰して開幕に間に合わせていたものの、また練習で右前腕に問題が発生。今回の手術という決断に至った。なお離脱期間は特に明かされていない。オプションは本来は右のキュブラー、そしてCBが本職のケネス・シュミット。
【ドルトムント】
マルセル・サビッツァ:パリ・サンジェルマン戦にて内転筋付近に負傷を抱えたサビッツァが、週末のボーフム戦を欠場することが明らかとなった。「大きな怪我ではない」ものの「細心の注意」を払うことから「離脱期間については明言しない」とテルジッチ監督。「ただ今後数週間は厳しいかもしれないね」と言葉を続けている。そのほか長期負傷中のマテュー・モリーとトーマス・ムニエも引き続き欠場。「まだ当分、時間を要することになるだろうね」、
【グラードバッハ】
トマーシュ・チュワンチャーラ:ダルムシュタット戦にて、3点差を追いかけるなか後半より投入。そこで早速PKの機会を手にしたが決めきれなかったチュワンチャーラだが、最終的には同点に持ち込むゴールを含む1得点、1アシストをマーク。ただ試合後の会見でセオアネ監督から明かされたのは、「チェコ代表でのアルバニア戦で足首に軽度の関節胞損傷を負った」というもの。実際に試合後は患部を分厚くバンデージで巻いてピッチを後にする様子が見受けられており、「非常に痛みを伴っているため、様々な可能性が考えられる状況だ」と漏らしている。
【ダルムシュタット】
マテイ・マグリカ:グラードバッハ戦にて後半開始早々、3点をリードしながらもそこでハンドの疑いによりVARが介入。その結果で退場処分を受けていた、マテイ・マグリカ。しかもそのPKをグラードバッハが外したことにより出場停止期間は2試合となる可能性があったのだが、最終的にドイツサッカー連盟は1試合のみとすることを判断。それは主審のゲラック審判員が「非常に難しい判断。警告もありえた」であったことを挙げており、そのため今回シュトゥットガルト戦飲み欠場。すでにダルムシュタットはこの判決に同意したため処分は確定済みとなった。
【アウグスブルク】
ニクラス・ドルシュ:ライプツィヒ戦にてハーフタイム直前に交代を余儀なくされていた、ニクラス・ドルシュ。代わりにエンゲルスがボランチに投入されていたが、ドルシュの負傷の度合いは?試合後マーセン監督は安堵の表情を浮かべており、どうやら大腿への打撲のみで済んだ模様。ただ試合自体はそのときまでに0−3となっており、レジュベツァイとのダブルボランチという起用法についてむしろ、指揮官としては再考する必要があるかもしれない。また今回投入されたエンゲルスたアルネ・マイヤーなどのオプションも控えているところ。またCBについてはもウドゥオカイやプファイファーも結果を残せていない状況だ。
【ライプツィヒ】
罰金3万6900ユーロ:ドイツサッカー連盟は今年6月3日のフランクフルトとのドイツ杯決勝にて、試合中にライプツィヒの観客席から発煙筒8基とブリンカー5基本、さらにロケット花火がピッチに向かって投げ込まれ3分間の中断を余儀なくされたため、ただライプツィヒ側はそれ以前に大会運営側の連盟に委託された警備会社の入場管理不備を訴えるとともに、火器類使用者の身元を得点しようにも動画素材へのアクセスが妨害されていると訴えており、こちらについても同裁判所は支持する判断をくだした。
【バイエルン】
ショルト・レーヴAC:ドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は、レヴァークーゼン戦終了後に審判団に対して、スポーツマンシップに反する態度をとった、ショルト・レーヴACに対して1試合の出禁処分を命じた。すでにその場でシュラーガー審判員から退場処分が出されており、週末のボーフム戦に関しては試合の前後30分を含めて、ロッカールームなどの内部侵入禁止となり、選手との接触は間接的にも許されない。
ミヒャエル・ゲルリンガー:長年バイエルンの法務を担当し、最近では競技部門の副代表も務めていたミヒャエル・ゲルリンガー氏が、10月をもってクラブを後にすることが明らかとなった。「彼の退団は残念だ」と、18年前に当時CEOとして招聘したカール=ハインツ・ルメニゲ氏は、法務部門、組織的関係部門、人事部門を立ち上げに携わるなど「その素晴らしい専門知識とサッカー界全体に及ぶ優れたネットワークにより、彼はFCバイエルンにて素晴らしい貢献をしてくれた。それに欧州クラブ協会(ECA)とUEFAイベントSAの設立、代表選手への保管料と保険適用の導入などもね」と労をねぎらった。
【レヴァークーゼン】
パトリック・シック:6月に内転筋の手術を受けた後、パトリック・シックは現在も引き続き個別にて調整を続けているところ。ただスプリントやターン、ジャンプ、パス、シュートなど「サッカーで必要な動きはなんでもできている」と練習後の表情は明るく、昨年11月はじめから続く長いトンネルにも「順調にきていると思うし、経過にはとても満足している。チーム練習参加までそこまで遠くはないと思うよ。予定としては来週だ」と明かした。「僕の予定としては10月には代表に参加したい。その前にはクラブでプレーしておかないとね。それが目標だよ」
【シュトゥットガルト】
ヨシャ・ヴァグノマン:8月はじめに中足骨を骨折して以来、離脱が続いているヨシャ・ヴァグノマンだが来週初めにも再び、チーム練習復帰を果たせる見通しであることが明らかとなった。火曜の練習ではランニングメニューを精力的にこなす姿が見受けられており、今節は時期尚早にしてもその後からはまた右サイドバックの主力として期待がかかるところ。ただここまでプレーしてきたシュテンツェルも安定したパフォーマンスをみせており、そう簡単に譲るつもりもないだろうが、ただ攻撃的なシュテンツェルをサイラスに代わる守備的オプションとして併用していくことでチーム内へ更なる競争の激化をもたらす効果も期待できるかもしれない。
罰金1万ユーロ:ブンデス開幕戦にて「用具のチェックに遅れた」ために到着が遅れ、最終的には2時間50分遅れでVfLボーフム戦を開始したことを受けてドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は、シュトゥットガルトに対して1万ユーロの罰金を命じる判断をくだした。すでにクラブ側がこれに同意しているため判決は有効となっている。ちなみに、FCバイエルン・ミュンヘンも第1節のヴェルダー・ブレーメンとの開幕戦(4-0)で遅れが生じ、同様に1万ユーロの罰金がすでに請求された。
【ヴォルフスブルク】
罰金8万1000ユーロ:ドイツサッカー連盟はヴォルフスブルクに対して、8万1000ユーロの罰金を命じる判断を下した。これは今年8月に行われたドイツ杯初戦マカビ・ベルリン戦において、試合の開始前、最中、そしてその後にも「合計51基のベンガル式発炎筒と30基の煙幕が用いられた」ことを受けてのもので、このうち3分の1はセキュリティやインフラ改善のために使用可能。すでにヴォルフスブルクはこれを受け入れたことから処分は確定済みとなった。
【フランクフルト】
セバスチャン・ローデ:ECLでは先発出場するも前半途中に交代していた主将ローデだが、今週末のフライブルク戦では病欠することが明らかとなった。ただ特に詳しい情報については特に明かされていない。さらに「酷い打撲を受け」ふくらはぎに問題を抱える、マリオ・ゲッツェについてもまだ出場は不透明だという。「欠場を確実というほどまで深刻ではないがね」
【マインツ
ネルソン・ヴァイパー:フランクフルトとのホーム戦以来、膝の負傷に悩まされていたネルソン・ヴァイパーが、膝の関節内視鏡手術を受けたことが明らかとなった。現時点ではまだ離脱期間は不明で、早期の復帰を目指してリハビリを開始するという。またヴァイパーに加え、長期欠場中のシルバン・ヴィドマーとヨナタン・ブルカルト、アンドレアス・ハンチェ=オルセンとマキシム・ライチュも欠場。ただインフルエンザのような感染症を患っていた、ブラヤン・グルーダはアウグスブルク戦でメンバー入りの予定だ。
【ブレーメン】
ナビー・ケイタ:いよいよケイタのブンデスリーガ復帰が目前のところにまで迫っている。ヴェルナー監督は今節のケルン戦に向けて、「まだ先発は時期尚早だが、試合途中からの起用であれば選択肢」であることを明らかにした。この夏の目玉としてリヴァプールから加入したMFだが、負傷のため10週間離脱が続いており、ようやく練習で1週間を過ごせたことで「起用法について何が正しいかを判断していく。」と語った。「捕獲的に復帰するにはまだ少し時間がかかるだろう。その見通しはまだ立っていない」
【2部:シャルケ】
マリウス・ミュラー:マグデブルクとの激戦を制したシャルケ04だったのだが、しかしながらこの日に先発していたマリウス・ミュラーは、前半のうちに交代を余儀なくされていた。月曜日に受けた検査の結果、内転筋付近に腱断裂が確認されており、これから「数ヶ月」の離脱に入るという。今夏にルツェルンから加入し、フェアマンの後継としてここまで6試合でプレーしていたGKだが、今はそのフェアマンも不在のため代わりにミヒャエル・ランガーが入っている。
【2部:マグデブルク】:シャルケ戦では開始30分までに2−0とするなど、今季のここまでの好調ぶりを印象付ける戦いをみせていたものの、そこから守備が崩れて最後はダニエル・ヘーバーのPK献上で万事休す。3−4での悔しい敗戦を喫してしまったのだが、さらに今回の退場を受けたヘーバーに対して、ドイツサッカー連盟は意図的に相手FWポルターを倒した行為が「フェアプレー精神に反する行為」として1試合の出場停止処分を科した。
【2部:デュッセルドルフ】
アンドレ・ホフマン:デュッセルドルフはロストックに3−1で勝利をおさめたものの、しかしながら高い代償を支払うことになった。30歳のディフェンダーは左肩を脱臼しており、手術は不可避と判断。前半戦での復帰さえ危ぶまれているという。「良い出だしをみせたばかりのチームから離れることは本当に辛い。ただいろいろと相談した結果、いずれも手術という判断になった」とホフマンは説明。なおこの試合ではヴァンサン・フェルメイも75分に交代を余儀なくされたももの、こちらは膝の骨への打撲のみですんだことが明かされている。