「トップクラブから多く関心」も、バイノー＝ギッテンスがドルトムントと長期契約

©︎Borussia Dortmund

　ボルシア・ドルトムントは重要なチャンピオンズリーグＡＣミラン戦を直前に控え、ジェイミー＝バイノー＝ギッテンスとの契約を、２０２５年夏から２０２８年夏まで更新したことを発表した。「将来を嘱望されているジェイミー」との契約に喜びをみせたケールＳＤは、「まだまだこれから大いに伸びしろがある選手だと確信しており、欧州のトップクラブから多大な関心を抱かれながらも、それでもここで長期的に将来性を早い段階で見出してくれたことを嬉しく思う」とコメント。

　一方でバイノー＝ギッテンス自身は「ドルトムントが僕にこのような長期契約を締結する機会を与えてくれたことを誇らしく思う」と述べ、これまで２度にわたる肩の手術を経て今季からは再び以前の動きを取り戻しているウィンガーは、「それまで長く、負傷のために苦労したところもあったけど、でもいつでも僕は常にクラブからの信頼と期待を感じていたんだ。このチーム、この街、このスタジアムで、僕はとにかく快適に過ごすことができているよ」と言葉を続けている。

　そして２０２０年夏に当時１６歳にマンチェスター・シティから加入した同選手は、２０２２年に２０２５年までの契約を締結しており「とにかくドルトムントが優先的な交渉相手となっていた。ドルトムントは若手選手がもし好パフォーマンスをみせていれば、そのときはトップレベルでの出場機会を与えてくれることを、長年にわたって示してきたからね。これからも得点やアシスト、そしてピッチ上でのハードワークによって、チームの助けになっていきたいと思う」意気込みをみせた。