2023/10/06
ナーゲルスマン監督、初のサプライズ人事はフメルス復帰と、フューリヒ初招集?

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もう間も無くしてドイツ代表監督として初めて、代表メンバーの発表を行うことになる、ユリアン・ナーゲルスマン監督。ドイツの大衆紙ビルトによればそこでサプライズ人事が計画されており、ボルシア・ドルトムントのマッツ・フメルスの復帰を検討しているという。34歳のセンターバックが最後に代表でプレーしたのは、2021年夏に行われたユーロ16強イングランド代表戦であり、つまりはハンジ・フリック代表監督が就任してからは1度も招集されていない。
2014年にブラジルワールドカップ優勝を果たした同選手は、今シーズンはここまでリーグ戦5試合に出場して2得点、キッカー採点平均2.6と印象的な結果を残しており、逆にそのほかの例えばニコ・シュロッターベック、エムレ・ジャン、カリム・アデイェミといった選手たちは、10月に行われる今回の北米ツアーへの参加が見送られる見通しだ。
またスカイによればサプライズ人事として、シュトゥットガルトのクリス・フューリヒが招集を受けると報道。25歳のアタッカーは今季シュトゥットガルトの飛躍に大きく貢献しており、開幕から6試合で2得点4アシストを記録。キッカー採点平均でも2.67をマークしているところ。ちなみにもしも招集となれば、フューリヒにとっては初の代表招集という名誉を手にすることにもなる。
物議呼んだレイナが米国代表復帰
その一方で今回ドイツ代表を迎え撃つ米国代表には、ボルシア・ドルトムントからジョヴァンニ・レイナが代表復帰を果たした。特にレイナはバーハルター代表監督と、今冬に行われたカタールワールドカップにて、出場機会への不満によるいさかいが伝えられて以来、ここまで招集が見送られていた背景があり、更にもともと親密だったレイナの両親を含めた家族間にまで話題は発展をみせてしまうことに。
ただそのレイナは実はまだ負傷明けで、ドルトムントでは1試合も出場していないことからも今回の招集は、改めて不和の解消を示すものだといえそうだ。そのほかブンデスからはグラードバッハよりジョー・スカリー、ハイデンハイムよりレナルト・マロニー、ウニオンよりブレンデン・アーロンソン、そしてヴォルフスブルクからケヴィン・パレデスが招集されている。
ドイツ代表、11月の代表戦の詳細を発表
なおドイツ代表は年内の残りの詳細な開催情報も併せて発表。11月18日の日本時間25時45分から、ナーゲルスマン監督にとっては初のドイツ開催となる首都ベルリンにてトルコ代表と対戦、そして11月21日に11月21日にはオーストリアの首都ウィーンのエルンスト・ハッペルスタジアムで、日本時間25時45分からオーストリア代表との親善試合に臨む。