レアルのこれまでを語る、ジュード・ベリンガム「自分でも驚くほど順調」

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　再びジュード・ベリンガムは両手を広げ、そして冷静にチームメイトたちを見つめる・・・。オサスナ戦で開始９分に先制ゴールを決めたのに続き、後半開始直後にも追加点をあげた若きイングランド代表ＭＦは、これでラ・リーガ８試合の出場で８得点という離れ技を成し遂げてみせた。さらにチャンピオンズリーグでも２得点をマークしている同選手は、まちがいなく現在ラ・リーガ首位（８勝１敗）、そしてチャンピオンズリーグ２連勝を牽引する活躍をみせており、そしてレアル・マドリードのみならずサッカー界全体でみてもトッププレーヤーとなっているといっても決して過言ではないだろう。「ここマドリードで、これは最高のスタートだ」とクラブ公式ページで語ったベリンガムは「毎試合得点するというわけには勿論いかないが、でもできる限りこのペースが続くように努力はしていかないと」とコメント。

　これまでバーミンガム・シティ、そしてボルシアドルトムント（１３２試合、２４得点）での経験を経て、レアル・マドリードで彼自身「驚く」までに順調なスタートを切れた背景には、カルロ・アンチェロッティ監督による「決まったポジションの固定するわけではない」自由さが若者の飛躍をさらに後押ししているのだろう。「すごくハッピーだし、シーズンを通してこのレベルを維持していきたいね」というベリンガムは、これから代表の一員としてイタリア、さらにオーストラリアとの対戦に挑む。そしてその後にまた再開するレアルでの戦いに向け「チームとしても現段階でこれ以上望めないほど物事はうまくいっている。もちろん地に足をつけてはいるし、でもさらに高みは目指していきたい」と意気込みをみせた。