ゴールデンボーイ最有力候補は元ドルトムント、ベリンガム。対抗馬はバイエルンのムシアラ

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2003年以来イタリアのスポーツ新聞トゥットスポルトは、ヨーロッパで最も優れたU-21選手に贈られるゴールデンボーイ賞を授与。ヨーロッパのクラブと契約を結ぶU-21選手で、暦年を通じて20歳以上であることを条件に2003年から、後にHSV選手となる、当時アヤックスのラファエル・ファン・デル・ファールトから始まって、ウェイン・ルーニー（2004年）、リオネル・メッシ（2005年）、マリオ・ゲッツェ（2011年）、ラヒーム・スターリング（2014年）、レナト・サンチェス（2016年）、キリアン・ムバッペ（2017年）などが名を連ね、3年前にはハーランドも受賞してきた。

　そしてイングランド人選手として３人目となる可能性が浮上してきたのが、昨季までハーランドと同様にボルシア・ドルトムントでプレーしていた、ジュード・ベリンガムである。今夏から加入したレアル・マドリードで歴史的な大活躍をみせるているところ。その対抗馬となっているのが夏までは最有力視されていたバイエルンのジャマル・ムシアラで、特にブンデスリーガという点に絞ってみればフロリアン・ヴィルツ（レヴァークーゼン）、マティス・テル（バイエルン）、今夏にライプツィヒ加入したシャビ・シモンズとベンヤミン・シェシュコなど、最大五人が候補となっていることもより印象的なものだといえるだろう。