ドルトムント：ムココ負傷欠場、ハーラーは前日午後到着、フュルクルークは「いけそう」

©︎IMAGO/Moritz Müller

　金曜夜にヴェルダー・ブレーメン戦を迎えるボルシア・ドルトムントだが、ユスファ・ムココについては欠場となることが明らかとなった。先日ドイツＵ２１代表の一員として、ブルガリア代表戦でハットトリックを決めた１８歳のアタッカーだったのだが、しかしながらその試合の終盤には大腿部に肉離れを起こして途中交代となっており、「来週にはチーム練習に復帰できることを期待している」と、テルジッチ監督はコメント。ただその一方で最近では、同選手はジョーカー扱いに甘んじる日々を過ごしているところだが、指揮官は「彼は本当によく練習しているし、彼のその決定力を目にするのはいつでも素晴らしい。ただ練習でみせているその姿を、実際にスタジアムでみせられるように取り組んでいるところだよ。それがまだ不足しているポイントなんだ。」と説明している。

　一方でコートジボワール代表に参加していたセバスチャン・ハーラーは試合前日となる木曜午後に戻ってくることからも、ドルトムントはニクラス・フュルクルークとともにマッツ・フメルス、ニクラス・ズーレ、そしてユリアン・ブラントらを、米国遠征から一足早く帰国させることが非常に重要な意味をもつことになった。「現状を見る限り、どの選手もいけそうだよ」とテルジッチ監督。特にフュルクルークにはそういたＦＷ事情に加え、直近の古巣との対決も相まって注目が集まっているところ。「チームにうまく溶け込めているし、どのインタビューをみてもいかに前向きな選手かがわかるよね。これまでの何試合かの出場でそのクオリティを見せ大いに助けとなってくれているし、どんどんチームに絡んできている。」とテルジッチ監督は評した