2023/11/08

バイエルン戦での敗戦を乗り越えたいドルトムント「成熟度は増している」

©️picture alliance/dpa

 CLやドイツ杯でのここのところの戦いぶりから、今回のバイエルンとのドイツ頂上決戦前には、開幕からのつまづきについてはほぼ忘れられていたボルシア・ドルトムント。だが「次のステージ」を狙った土曜日のバイエルン戦では0−4と返り討ちに遭い、その3日後には失意の中で再びチャンピオンズリーグGLニューカッスル・ユナイテッド戦を迎える。特に今回勝利をおさめればGL突破圏内となる2位浮上を果たすだけに「それが我々のいたい場所だ」と指揮官。「バイエルン戦は残念だった。懸命な取り組みの結果で自信と蓄積していたから。ただそれでも我々は腹を割ってお互い、特に立ちあがりについて話し合ったよ。だかrあこれからが楽しみなんだ」と述べている。隣に座ったエズカンも「チームは昨季よりはるかに成熟度が増している」と手応えを強調した。

 その成熟度が試されるのはまさに、昨季のワールドカップ前においてドルトムントは、それまでせっかく勢いに乗っていたにも関わらず、グラードバッハとヴォルフスブルク戦での2連敗で大きく水を差す格好に。「それは我々にとっての警鐘。もう繰り返さない」ようにするため、今回のニューカッスル戦は大きな意味を持った試合となるだろう。「このレベルでもやれることは我々は証明済みだ。2週間前は前半で攻守において本当に素晴らしかった。その時のようなパフォーマンスが必要であり、見出したスペースは効果的に活用していかないと」と要求。ただ現時点ではまだその試合に、主将エムレ・ジャンが出場可能かはわからない。ラミー・ベンセバイニと同様に大腿部の打撲に悩まされており「日々様子をみていくしかない。あれから練習には参加できていないし、間も無くして決断を下すことになるよ。まだ希望は残されている」と語った。
 

ボルシア・ドルトムント ボルシア・ドルトムントの最新ニュース