ドルトムント：エムレ・ジャン欠場、マルコ・ロイスはベンチスタートの理由

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　前回のニューカッスル・ユナイテッド戦での勝利の際に、先発出場しながらも負傷のため、ハーフタイム直前で交代を余儀なくされていたエムレ・ジャン。それ以来ボルシア・ドルトムントの主将は膝の問題に悩まされており、最終的に火曜夜の試合でその姿が再びピッチで見られることはなかった。そもそも最終調整参加も果たせておらず、リーグ戦２試合とドイツ杯１試合に続いて今回のＣＬもまたベンチ入りが見送られている。

　またこの日は負傷明けとなるラミー・ベンセバイニやマリウス・ヴォルフと共に、マルコ・ロイスもベンチスタートとなっていた。特にリーグ戦では６得点をマークするなど存在感を見せている３４歳だが、その理由について「ここ数週間でたくさん良いプレーをみせてくれたのでね」と指揮官。つまりはこれまで負傷に泣かされてきた背景を考慮しての負荷調整をとったという形。

　その結果で２−０とリードした後半８０分に代わりに先発出場したアデイェミとの入れ替えで投入するなど、「彼は重要な選手。それは重々わかっていることで、これからも重要な任務が待っている」と、テルジッチ監督はクリスマスまでの９試合を視野に「彼の経験値、そしてそのサッカー選手としての質」への期待感を強調していた。