ドイツ代表：ドゥクシュとブラスウィッチ初選出、ゴセンスは出産に立ち会うため辞退

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　ユリアン・ナーゲルスマン監督は自身２度目となるドイツ代表メンバー召集にあたり、今回はマルヴィン・ドゥクシュとヤニス・ブラスヴィッチを初招集する判断をくだした。前者は今季ここまで４得点５アシストと非常に好調なシーズンの出だしを見せており、また後者は昨季に負傷したグラーチの代わりとしてライプツィヒの先発ＧＫを務めあげ、復帰後も引き続き好調なパフォーマンスで先発の座を確保しているところ。「ドゥクシュはブレーメンでの出だしは決して恵まれていたわけではなかった」と、ナーゲルスマン監督はその好調ぶりを評価、またフュルクルークと昨季に息の合ったコンビをみせていたことも好材料だろう。またブラスウィッチについては「グラーチの穴埋めを十二分に果たした。素晴らしい選手で球際にも強いし雰囲気がいいね」と述べている。

　一方で予想通りにバイエルンからは負傷明けのマヌエル・ノイアー、そしてガラタサライ戦で負傷を抱えたジャマル・ムシアラの召集は見送られており、ノイアーについては「復帰後は気迫でうまくいっても、その後に落ち込みをみせることもあるから。今は休む機会を与えられる。それも喜ばしいことだよ。次の代表戦まで好調が持続することを期待する。数ヶ月連絡をとっておりいかなる進展も伝えてくれた。良い話あいもできているし、彼からも私からも率直な意見交換を行なっている」と指揮官。また前回のメンバーからはケヴィン・ベーレンスと鼻の手術を受けるベルント・レノが不在。さらにニコ・シュロッターベックの召集は今回も見送られたが、同じドルトムントのフェリックス・ヌメチャや、ベンヤミン・ヘンリクスが復帰。またライプツィヒからはダヴィド・ラウムが、ゴセンスが出産に立ち会うため不在となることを受けて急遽召集を受けている。

　前回のデビュー戦となった米国代表戦では３−１と白星を飾るも、続くメキシコ代表戦では２−２と痛み分けに終わっており、これからはドイツ国内でのデビュー戦として１８日にベルリンでトルコ代表戦へ、そしてその３日後にはウィーンにてオーストリア代表とのテストマッチに臨むところ。「この２試合を非常に楽しみにしている。大いに盛り上がりをみせることを期待しているよ。ベルリンのスタジアムにて多くのトルコファンもかけつけることだろうしね。それとオーストリアとの試合は近隣同士の対決であり、その美しい街と歴史あるスタジアムでは誇らしい戦いが待っているはずだ。」と指揮官は語った。

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