2023/11/14

ドイツ代表:ヌメチャとフューリヒも辞退、プレーメルが追加で初招集

©️IMAGO/Nordphoto

 ユリアン・ナーゲルスマン監督2度目のドイツ代表メンバー発表では、ブレーメンのマルヴィン・ドゥクシュ、そしてライプツィヒからヤニス・ブラスヴィッチが初招集を受けていたが、さらに月曜日にはもう一人の初招集選手が誕生した。ホッフェンハイムからグリシャ・プレーメルを追加招集。これはドルトムントのフェリックス・ヌメチャが「負荷調整の必要性」について判断されたためであるとドイツサッカー連盟は発表。

 ドイツU21代表として3試合に出場した経験をもつプレーメルは、2016年のリオ五輪にてニャブリやズーレ、ゴレツカ、ブラントらと共に銀メダルを獲得。足首の骨折から今年4月に復帰して以来、28歳のミッドフィルダーは改めてクラブ内での存在感を発揮。今季は開幕から全11試合に先発出場して2得点、3アシストをマークしているところ。「日曜よるにナーゲルスマン監督から連絡があったんだ。その知らせには思わず緊張したね。というのもかつてU19時代に同じくナーゲルスマン監督からホッフェンハイムのユースに加入するよう電話をもらったこともあったものだから。」

 その後にプレーメルはホッフェンハイムでナーゲルスマン監督の下、2014年に国内優勝を達成。ただ2016年にナーゲルスマン監督がトップチームに昇格する前年度にカールスルーアーSCに移籍し、ウニオン・ベルリンでブンデスリーガーとしての立場を構築し、再び2022年からホッフェンハイムへの復帰を果たしている。「初参加は嬉しいしとても誇らしい。感謝しきれないよ。母国を代表できる以上のことはないし、とても光栄な事だね。夢が叶った。これからトルコ戦やオーストリア戦があるけどとにかく幸せでいっぱいだ。ドイツ代表での時間を楽しみにしている」とプレーメル。

フューリヒ含め4人不在も追加は2選手のみ

  一方でドイツ代表にとっては夫人の出産に立ち会うゴセンスとティアウに加え、3人目の辞退ということに。さらに前回の代表戦で初招集を受けて今回もお呼びがかかっていた、シュトゥットガルトのクリス・フューリヒについても風邪の症状がみられるとのことで、このまま不参加となるかは不明だが少なくとも、18日のベルリンでのトルコ代表戦では欠場ということになってしまった。これで4人不在となるがナーゲルスマン監督はゴセンスの代わりにラウム、ヌメチャの代わりにプレーメルを召集した以上の追加は考えにないという。

ドゥクシュ、代表初招集に喜びも試合結果にはくやしさ

 またプレーメルと同様にまもなく30に近づこうというあたりで初招集を受けた、マルヴィン・ドゥクシュは2部で活躍するも1部では物足りないともみられる「辛い時期を過ごしてきただけにね、聞いたときは涙が出たよ。古い仲間といろいろ振り返ったりもした。。ドイツのトッププレーヤーと国を代表してプレーすることが夢だった。それが実現するかもしれないし、何も期待感ももっていない。これからの出会いが待ちきれないし、たくさん吸収していきたいね。自分の持つクオリティももちろんチームにもたらして」とコメント。ただ週末のフランクフルト戦では「2−0でリードしていたからね」と結果ドローに終わったことに苛立ちをみせていた。

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