2022/09/13

CLで立て直しはかりたいフランクフルト「長谷部誠の先発出場はありえる」

©️IMAGO/Jan Huebner

 ルカ・ペッレグリーニが最終調整での参加を見合わせ、主将セバスチャン・ローデが復帰を果たしたものの、アイントラハト・フランクフルトのオリヴァー・グラスナー監督にとってみれば依然として、ディフェンス陣における駒不足という状況に変わりはない。左大腿筋を際負傷したペッレグリーニはこのままマルセイユ戦での遠征メンバーから外れ、同じく左SBのクリストファー・レンツも負傷離脱中。つまり左SBを本職とする選手はもはや存在しない。「この再負傷は良くないタイミングだったね」と指揮官。「状態次第では代表戦後から挽回もはかれるかもしれないが、でも2週間で一気にという訳にもいかないだろう」と言葉を続けている。

 ただし「予想を上回る速さ」で復帰したローデについては喜びもひとしおで、「精神的な支えというだけでなくね。明日は彼と話をして、45分間の最終調整の後に、どの程度のプレーに自信を持てるのかを確認するよ」とコメント。特にフランクフルトではチャンピオンズリーグ初戦のスポルティング戦、そしてその後のヴォルフスブルク戦でも精彩を欠いたプレーを露呈しており、決して良い流れとは言えないが「前向きにアプローチしていくこと」をグラスナー監督は強調。特に過密日程の中であまり「高いレベルでのメンタル面での準備がピッチでできていなかった」ことを指摘しており、そのため「ヴォルフスブルク戦後には非常に苛立ちを感じたが、それは選手自身についても同様だった」と振り返った。「あの試合では力の限りを尽くせていなかったんだ」

 実際に今回の結果次第では、チャンピオンズリーグのグループリーグでの敗退さえ早期に見えてくる事態にまで陥りかねない。「敗戦は考えていないし、あくまで勝ち点3、自信、チームとしての成長」と説く指揮官ではあるものの、それ以上に深刻なのはチーム自体へ危険な雰囲気が漂っていること。バランスが崩れた印象で、オフェンスラインは強化されてもバックラインは幾つか崩れが見受けられる。ただもはや市場が閉幕した以上は既存の戦力での対応が求められ、そのためシステムを再び3バックに戻すことは理にかなったオプションといえるだろう。そうなれば長谷部誠がリベロとして、3バックの中心に戻ってくる可能性が高い。「明日の先発メンバーに、誠が入っている可能性はある」とグラスナー監督もこれを認めた。ただ3バックに戻したとしても、昨季まで絶対的主力だったコスティッチが移籍したことにより、いずれにしても左サイドに問題を抱えること自体は変わりない。

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