ＵＥＦＡ、マルセイユでの暴動についてフランクフルトへの調査開始

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　既報通りにＵＥＦＡはアイントラハト・フランクフルトに対して、昨晩に行われたチャンピオンズリーグ第２戦オリンピック・マルセイユ戦にて発生した暴動について、調査を開始することを明らかにした。具体的には同組織の倫理・懲戒委員会によって、フランクフルトのファンが人種差別的な行動をとったと言われていることについて、また物の投棄や火器類の使用、さらに器物損壊についても問われている。またレーザーポインターや、観衆による混乱、避難経路の遮断などについても調べるところ。

　ＳＮＳにて拡散されていた動画にはフランクフルトのサポーターが、ナチス式敬礼と解釈されるようなジェスチャーをしている様子が映し出されており、１−０でクラブ史上初となるＣＬ勝利を収めた直後に、すでにクラブ側からはこのことに対する非難を明確に綴った声明文が発表されていた。なおフランクフルトでは昨季のヨーロッパリーグ準決勝ウェストハム戦にて、決勝進出を果たした試合直後にファンがピッチへと乱入する騒ぎを起こすなど、すでにＵＥＦＡから執行猶予処分扱いとなっていたことから、現在は無観客開催を命じられる危機へと瀕している。