2022/09/19

課題のリーグ戦で一発回答をみせた 、フランクフルトとグラスナー監督

©️IMAGO/Sven Simon

 アイントラハト・フランクフルトにブンデスリーガが「ベース」となることは明らかなこと。だからこそ今回のシュトゥットガルト戦での勝利が重要であると、マルクス・クレーシェSDは強調する。特にフランクフルトではむしろ、ヨーロッパリーグの方が活躍をみせることが多く、昨季はまさにEL優勝という大成功の裏で、リーグ戦では後半戦わずか勝ち点15と大ブレーキ。終盤に沈む結果となってしまった。そして8日前にはまたしてもヴォルフスブルクに敗れてしまったことにより、このパターンが繰り返されるのかといった矢先、オリヴァー・グラスナー監督は選手たちへ正しい処方箋を渡し勝利へと導くことができたのである。「状況から学んでいくことだ」と指揮官。それは決して完璧な試合運びをするという意味ではなく、むしろピッチ上におけるエネルギッシュさや情熱といった部分であり、前述のヴォルフスブルク戦では「ボールを持つことに満足してゴールを目指す意識に欠けてしまった印象があった。それをこの1週間で素早く理解し学んだということ。それが全てなんだ」と説明する。「敗戦することもある。だがそれでも自分たちのパフォーマンスをどうしていくかということだよ」

 ひとまずはこれでCLマルセイユ戦の勝利に続き、「まだ勝ち点は十分なものとはいえないまでも、それなりに目標に迎えている」ブンデスリーガでも、一息入れることはできるだろう。「上位とのつながりが切れないようにすること。それが重要でそれができたんだ。まだ開幕してまもないのだから」とクレーシェSD。決して美しいサッカーではなかったかもしれない。それでも自らの努力で勝ち取ってみせたという試合だった。特に国内外での飛躍を目指す上で、是が非でも勝利をおさめなくてはならない中、そこで結果を出たところは明らかな成長点といえるだろう。またチームは体力面でも緊張やストレス面でもうまく対応できているようで、長谷部誠は「監督は「皆我々が疲れていると思っているようだが、そんなことはない。なぜなら我々はアイントラハト・フランクフルトなのだ」と言っていました」とコメント。38歳ながら中4日でフル出場した自身にも問題はないようだ。むしろチームにとって頭の部分でグラスナー監督は、うまく対応することができたようで、それもまたチームにとってはいい兆候ではある。ただユベントスでの準備期間を棒に振って今夏にフランクフルト入りした、ルカ・ペッレグリーニが母国イタリアから召集を受けたことはフランクフルトにとっては残念な話ではあるだろうが・・・。

アイントラハト・フランクフルト アイントラハト・フランクフルトの最新ニュース