2022/09/21

フランス代表初招集のコロ・ムアニ、その飛躍はワールドカップに繋がるか?

©️picture alliance/dpa/MAXPPP

 ブンデスリーガではまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで駆け上がっている、ランダル・コロ・ムアニ。その上昇した飛躍の先には、今冬ワールドカップという舞台も待っているかもしれない。今回の代表戦期間にてフランス代表から初招集を受けたことについて、所属するアイントラハト・フランクフルトのオリヴァー・グラスナー監督は「先週にその話が届いたとき、彼は満面の笑みを浮かべていたよ」と明かした。

 実際にコロ・ムアニ本人も、会見の席で「今回の選出は本当に予想外でサプライズだったよ」と明かしたように、3月時点でアイントラハト・フランクフルト入りを決めた時には、ここまでのチャンスが訪れるとは思っていなかったはずだ。特にブンデスリーガでは欧州の舞台にさえ立てない順位にいたものの、ヨーロッパリーグ優勝という大成功をおさめることに成功し、いまやチャンピオンズリーグの舞台でプレーすることになったのである。

 そのチャンスにナントか渡ってきた若武者はそのダイナミズム、スピード、パワー、シュート力などを披露しており、ストライカーとして理想的な資質を示しているところ。昨季唯一のFWだったラファエル・ボレとは全く異なるタイプであり、アンドレ・シルバ移籍後に失われていたパズルのピースを再びあてたような存在となった。ここまで出場したブンデス7試合では2得点4アシスト、kicker採点平均2.79と好成績をおさめ、「ランダルは高いクオリティともっている」とデシャン代表監督も評価。「彼には存在感、深みも決定力もある」

 一方で「星が2つついた」ユニフォームを見にまとい「国を代表する」という感覚を改めて実感している「夢見ご心地」のコロ・ムアニは、ただ「成長したかは自分にはわからない。ブンデスに少しずつ慣れていきたいとは思っているけど、でもリーグアンとはまた違うプレースタイルだし、まだまだ勉強中だ。ただフランクフルトを選択したのは良い判断だったよね」と謙遜の姿勢も見せつつ、エムバペやベンゼマら要する前回王者という大物選手らの背後で、「どんなFWにもチャンスは巡ってくるもの」と述べ、「今は自分の場所を得られた。でもこれから証明し続けられるか、クラブも含めてそれは自分次第だ」と自信と意気込みもみせた。「物事は一気に進んでいる。W杯に向けたアピールもできるだろうし、それは僕の頭にも入っていることだ」

アイントラハト・フランクフルト アイントラハト・フランクフルトの最新ニュース