2023/12/03
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2022/10/26
フランクフルト、厳戒態勢でマルセイユとの第2戦へ

©️IMAGO/Kessler-Sportfotografie
今回フランクフルトにて開催されるチャンピオンズリーグGL第5戦オリンピック・マルセイユ戦では、敵地からおよそ2000人のファンがかけつける見通しだ。ただ初戦で発生した両クラブのファン同士による火器類の撃ち合い、暴動の影響は今もなお色濃く残るものであり、6週間が経った今も「あまりのことに選手たちは皆、ショックを受けていたよ。サッカーとは全く無関係のことで、両サイドに犯罪者がいた。もうあのような経験は2度としたくはない」と、ジブリル・ソウはコメント。「僕たちとしては試合に集中していく」と言葉を続けた。「前回のホーム戦のように、熱い雰囲気につつまれることを期待している」
なおレシュケ取締役によれば今回は「コントロールとファンの分離という、両面に対応していくためにスタッフの数を増員している」と説明。普段より400人多い1300人がスタジアム周辺にて配置されることになるという。またUEFAユースリーグのチケット販売も「念の為」の対応として両チームに販売が見合わされた。実際にフランクフルトにも暴力的なサポーターが存在することも事実であり、リベンジにかられている「可能性もある」。だがレシュケ氏は「復習や怒りは禁物だ」と念を押しており、「ここで発言の権利があるとすれば、あの試合の犠牲者である彼だ」と、首に火器類が直撃し重傷を負ったファンについて強調。ただ「本日ちょうど、彼はフランクフルトの病院から退院したところだよ」と明るい情報も付け加えられた。