2023/02/22

フランクフルト警察、CLナポリ戦前の暴動・拘束・退去命令などを報告

©︎IMAGO/Jan Huebner

 火曜夜に開催されたチャンピオンズリーグ16強1stレグ、アイントラハト・フランクフルトvsSSCナポリ戦において、いくつかの不祥事が試合開始前から警察より発表された。まずはドイツバンク・パークへと向かう3号線にてイタリアのナンバープレートをつけた車が急遽停車。それからフードを被った者たちが路上に飛び出し、棒で車を殴ったり瓶が飛んできたとも伝えられているところ。

 なおフランクフルト警察によれば、フランクフルトに集結したおよそ2600人のナポリサポーターの中には、ザクセンハウゼン地区でフランクフルトサポーターから暴力を受けた案件が確認されており、10人から15人の襲撃者がイタリア人3人を殴打。そこで9人の身柄を拘束し、さらに20名に立ち入り禁止も言い渡しているという。ただいずれも軽傷のみで済んだことは幸いだった。

 厳戒態勢を敷くフランクフルト警察は、試合終了後もファン陣営を厳密に分離していくことを発表。「衝突の危険がある場合には、警察が一貫して介入しそれを阻止していく」との考えを示している。なおセカンドレグは3月15日にイタリアのナポリで開催。そこでも同様に暴動が起こる可能性は否定できないだろう。フランクフルトではすでにファンに対して警告を発している。


 

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