2023/03/06

「あれ?バーの高さが違う?」GKトラップ自ら修正して再開

©︎IMAGO/Jan Huebner

 日曜夕方より行われたVfLヴォルフスブルクvsアイントラハト・フランクフルトの一戦では、試合開始早々に主審を務めたダニエル・シュラーガー審判員によって、突如として試合の中断が宣告された。徐々に自らの下へ歩みを進める主審を目にし、GKケヴィン・トラップは当初なんのことだかさっぱりわからなかったという。「主審が僕のところにきたんだけど、その時には何をしたいのかわからなかったね」とドイツ代表GKはDAZNに対してコメント。

 ただ試合後にはアイントラハト・フランクフルトのオリヴァー・グラスナー監督がその時について詳しく説明しており、試合開始直後にポストの片方の位置が、若干高いように見えたことが中断した理由だったという。「うちのアンガーシュミットACの『ホーム・アイ』では、それに気づいたようだったよ。ただ目の錯覚かと最初思っていたみたいだがね。我々もあんまり物がしっかりと見えない年だから。でも実際にそうだったみたいなんだ」と説明した指揮官は、さらに相手指揮官コヴァチ監督にも「ちょっとだけ、ゴールの片方が高いかな・・・、って思うんだけど」とその疑いを伝えていたのこと。

 最終的にその修正は、比較的容易なものだった。ケヴィン・トラップが自らポストにぶら下がり、そして何度も何度もクロスバーにぶらさがって、その結果本来あるべき高さにまで押し戻されている。ちなみにゴールの大きさは幅7.32m、高さ2.44メートルに設定されており、この日2つあったこのゴールには合計4度シュートが決まり、両者とも2−2の痛み分けという結果におわった。

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