ＣＬ１６強：フランクフルト、徹底抗戦のためアウェイファン動員を見送り。

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　イタリア当局とアイントラハト・フランクフルトによる、アウェイファンの動員をめぐる争いは新たな局面を迎えている。事の発端はイタリア内務省がＳＳＣナポリに対して、ＣＬ１６強セカンドレグにおけるアウェイファンへのチケット販売を、ドイツ居住者に対して差し止めたことにあり、それが土曜日にはカンパニア州行政裁判所がアイントラハト・フランクフルト側への支持を表明。これに対してナポリ当局はフランクフルト市民を対象にする形での対応をみせていた。これにアイントラハト・フランクフルトのフィリップ・レシュケ取締役は「その内容や正当性という点において、これは違法であることに変わりはなくまったくもって不適切なものだ」とコメント。

　そもそもフランクフルトファンの３分の２はフランクフルト市ではなくライン・マインエリア由来であることを強調した上で「いろんなやり方である程度、ファンを送りこむことは可能ではあるだろう。しかしこのような郵便番号で区切られるということは決して許されるものではなく、また当局による恣意的な行政決定が下される明確なリスクに誰も晒すわけにはいかない」として、むしろ長引くであろう法的争いを考慮して「予想外の急遽の変更がない限りは、アウェイ枠は完全に見送る」ことにし、「原則と将来に向けた」徹底抗戦に備える考えを明らかにした。

New decree from the prefecture of the City of Naples. Ticket sales forbidden to Frankfurt residents. ⤵️#NapoliSGEhttps://t.co/j3rzKEMtlV

— Eintracht Frankfurt (@eintracht_eng) March 13, 2023