フランクフルトで一転、エヴァン・ヌディカ残留への兆し

©️IMAGO/Kolvenbach

　もはやアイントラハト・フランクフルトからの退団が確実視されていたエヴァン・ヌディカだが、一転して残留の兆しもみえてきているようだ。ここのところのマインツ戦やシャルケ戦ではチームメイトと同様に不振から抜け出しつつあるセンターバックは、今シーズンではkicker採点５を４度も記録するなど浮き沈みの激しいシーズンを過ごしており、kicker採点平均３.６４は過去２シーズン（３.３７と３.３９）を大きく下回るもの。

　それでも２３歳の左利きのセンターバックに対しては今夏で契約を満了することもあり市場では興味深い存在であることに変わりなく、そのため今冬にフランクフルト側から提示された契約延長のオファーにも断りが伝えられていたのだが、どうやら移籍への野心をひとまず心にしまい、このままフランクフルト残留も視野に入れている模様。それがどうやらクラブ内にて伝えられているようで、延長に向けた話し合いはドイツ杯決勝が開催される、６月３日以降に行われる見通しだ。

ヤイスレ監督は「来季もザルツブルク」

　その一方でアイントラハト・フランクフルトでは、すでに今季限りでの退任が確定したオリヴァー・グラスナー監督の後任候補として、オーストリア１部ＲＢザルツブルクのマティアス・ヤイスレ監督の名前が浮上しているところだが、しかしながら同クラブのフロイントＳＤは「彼は優れたコーチで我々と契約下にあり、現時点では来季もそれが変わることはないはずだ」とServusTVで語った。