2023/08/04
ブンデス2試合出場で最大1千万ユーロ、アヤックスがフランクフルトからGKラマイ獲得

©︎imago images
おそらくフランクフルトファンの中で、ディアント・ラマイがこの夏に移籍を、しかもそれがアヤックス・アムステルダムになると、予想できた者はおそらく誰もいないだろう。負傷離脱した39歳のレムコ・パスフェールの代役として、アヤックスが先発GKヘロニモ・ルジとも定位置を争えるようなポテンシャルをもつ選手を模索することは理にかなっており、そこではスパルタ・ロッテルダムのニック・オーリー(28歳、昨季オランダ1部28試合出場)が浮上していたのだが、最終的にはブンデスわずか2試合出場の21歳に白羽の矢が立っている。
VfBシュトゥットガルト、そしてシュトゥットガルター・キッカースにて育成され、2018年にハイデンハイムU19に移籍した同選手は、2021年夏よりアイントラハト・フランクフルトに移籍。2年間でそれぞれ1年に1試合リーグ戦でプレーしていたが、今回移籍に応じたクレーシェ競技部門取締役は「ドイツの期待の若手GKであり、決して手放したくはないのだが、ただ欧州のトップクラブに移籍したいという本人に意向と、あと金銭的条件の良さから合意することにした」と説明。移籍金の基本金は800万ユーロで、成果におうじて最大1000万ユーロにまで浮上する仕組みとなっている。
アヤックス、さらにメディッチも獲得間近。マンCからボルジェス獲得
さらにアヤックスはブンデス2部ザンクト・パウリから、ヤコフ・メディッチ獲得も目前に控えているところ。ブンデス昇格組ハイデンハイムからも関心が寄せられていた24歳のセンターバックはすでにクラブから離れて交渉に臨んでおり、すべての関係者が合意に達することができれば、移籍金は200万ユーロ程度になると見込まれているところ。一方でマンチェスター・シティから19歳、カルロス・ボルジェスを獲得。若手ストライカーを迎えるにあたり移籍金1400万ユーロが投じられ、2028年までの契約を締結した。
フランクフルト、ナムディ・コリンズ獲得を模索
一方で『Sport1』の情報によるとアイントラハト・フランクフルトが、ボルシア・ドルトムントのセカンドチームからナムディ・コリンズ獲得を模索しているという。昨季U-19ブンデスリーガ(13試合出場)とBVBⅡの3部リーグ(8試合出場、キッカー平均3.5点)を記録していた、ASローマも関心を示す19歳のセンターバックについてアイントラハト側は、100万ユーロ近い移籍金を支払う用意があるようだ。