2023/08/21

パリSGがコロ・ムアニ獲得に向けオファー、エキティケとの交換トレードも?

©︎IMAGO/Eibner

 決してアイントラハト・フランクフルト側が望んでいることではない、それでもチームのトップストライカーを開幕直後に手放さなくてはならないのだろうか?日曜夕方に行われたSVダルムシュタット戦の開始直前、マルクス・クレーシェ競技部門取締役は「今日、彼はプレーする。それがなによりも重要なことだよ」と強調。あくまで「売却する意図はない」と、ランダル・コロ・ムアニについて語った。ただ24歳のフランス代表FW獲得を実際に目指しているクラブが存在することも認めており、それはドイツの大衆紙ビルトによればパリ・サンジェルマンで、獲得にむけて移籍金6500万ユーロが提示されているという。

 「オファーはきている。確かにそれはそうだ」とクレーシェ氏。具体的な数字などは言及せずただ内容は改善はされているようで、「そんな話をしても意味がないだろう。単純にオファーは我々の期待に沿うものではない」と言葉を続けた。キッカーが得た情報によればあくまで1億ユーロを求めているようで、「これからの数週間、どうなっていくのか見守っていきたい。時間はそれまでしか残されていないのだし」とコメント。あくまで前向きさが失われていないのは、契約はまだ2027年まで残されており、フランクフルト側は売却に迫られてはいないということの表れだ。

 ただその一方でいざという場合の後任候補についても、当然のことながらクラブ首脳陣は市場に目を向けているところであり、その候補の1人として浮上しているのがそのパリ・サンジェルマンに所属する、コロ・ムアニよりも3歳若いフランス人ストライカー、ウーゴ・エキティケである。2021/22シーズンにスタッド・ランスでリーグ戦24試合10ゴールを記録するなど一躍注目を集め、以前にはドルトムントなどからも関心が寄せられていた若手ストライカーの他にも、ユルゲン・シュトランド・ラーセンも候補として挙がっているが、モンペリエHSCのエリエ・ワヒは昨季仏1部2位RCランスに35500万ユーロで移籍した。ライプツィヒに移籍したオペンダの後任として、20歳の若武者にはCLでの舞台も用意されている。

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