ケルン、アリドゥを買取りオプション付きで獲得。フランクフルトは買い戻しオプション保持

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　ウィングの補強を目指していた１．ＦＣケルンは月曜日にアイントラハト・フランクフルトから、ファリデ・アリドゥを１年間の期限付きで獲得した。フランクフルトは昨夏にハンブルクから獲得した２２歳のアタッカーを評価してはいるものの定位置争いが激しく、成長のために必要な出場機会を与えられないこと、ただケルン側が買い取りオプション付随を求めたことを考慮して、最終的に買い戻しオプションを付随させることで合意点を見出している。

　「ファリデはここでの最初のシーズンでその大きなポテンシャルを示していた。そして彼との建設的な話し合いの結果で、ケルンへの１年間の移籍は全ての関係者にとって理にかなったものだという結論に至ったよ」と、ハルドゥングＳＤは説明。右足で左サイドからの仕掛けを得意とするスプリンターは、ボール扱いも巧みなドリブラーであり、ただ昨季ブンデスの出場は１５試合の途中出場で、ハーフタイムからの長いプレーは１試合のみ。あとは終盤となっていた。

　ケルンのケラー強化担当は「非常に大きな可能性を秘め、その長所はスピードや深い位置への仕掛け、対人戦での攻防にあるが、ただその若手選手にもいえるように彼にもブンデスで慣れの時間が求められるもの。まだまだ伸びしろがあるし、ただそこで我々は明確なプランを示したんだ。それによってお互いの期待が合致したんだよ」と述べており、アリドゥも「ケルンはブンデスでプレーするため何が必要なのかを教えてくれた。若手にチャンスを与えるスタンスはここ２年でもみてとれているし、ここでプレーしてケルンがいいシーズンを過ごせるようにしていきたい」と意気込みをみせている。

フランクフルト、カウア・サントス獲得間近？

　ブラジルのメディアによるとアイントラハト・フランクフルトは、20歳のGKは同国1部フラメンゴCRに所属するブラジルU20代表ＧＫ、カウア・サントスを獲得を目指しているようだ。報道によるとヘシアンは160万ユーロの移籍金を支払う可能性があり、フラメンゴは将来の移籍権の30パーセントを保持するとのこと。