フランクフルト：リンドストロムはセリエＡ移籍迫る「でなければ起用していた」

　日曜午後に行われた１．ＦＳＶマインツ０５とのライン・マインダービーでは、１点を追いかける苦しい展開にあったアイントラハト・フランクフルトのディノ・トップメラー監督だったが、最後までイェスパー・リンドストロムを起用することなく、同選手の姿は９０分間にわたりベンチでののみ見受けれられていた。負傷か何か問題でもあったのだろうか？試合後、指揮官は「もしも彼の去就が迫っていなければ起用したかった」と明言。「数日中に移籍が決まる可能性が十分ある」と述べている。

　以前よりデンマーク代表アタッカーに対しては、この夏に一足早く鎌田大地が渡ったセリエＡへの移籍の可能性が取り沙汰されており、リンドストロムについては最近、イタリアではユベントス・トリノやＳＳＣナポリなどの名前が取り沙汰されているところ。マルクス・クレーシェ競技部門取締役は、「何かが起こる可能性は十分にあるよ」と語った。なお伝えられるところではフランクフルト側は、フリーで退団した鎌田とは異なり移籍金として３０００万ユーロを求めている模様。