フランフルト：マックスがＥＣＬのメンバー外に、ＣＦアラリオも不在

©︎IMAGO/osnapix

　「これがグループの組み合わせなんだけど、みんなはどう思う？」アイントラハト・フランクフルトのフィリップ・マックスは、自身のSNSにてフォロワーにそのように尋ねていたものの、火曜日にクラブ側より発表されたヨーロッパカンファレンスリーグＧＬのメンバーの中に、同選手の名前が含まれていなかった。つまりはFCアブダディーン、PAOKサロニキ、HJKヘルシンキとの６試合すべてで欠場することが確定したことになる。

　開幕から３試合でキッカー採点平均４．８３と大不振に陥っている同選手。代わりにこの夏に獲得したニエル・ンクンクや、エリック・ジュニオール・ディナ・エビンベ、アンスガー・クナウフなど豊富な選択肢があることから、ディの・トップメラー新監督はメンバー外とすることを判断。そもそもそれ以前のヨーロッパカンファレンスリーグ予選、レフスキ・ソフィア戦でもマックスは２試合合計８分間のみにとどまっていた。

　またこの夏にはランダル・コロ・ムアニが移籍市場閉幕ギリギリでパリ・サンジェルマン移籍。代替選手を確保できなかった中で、フランクフルトにとっては昨季レヴァークーゼンから獲得した、ルーカス・アラリオが貴重な大型ＦＷということになるのだが、それでも昨季負傷に泣かされたアルゼンチン人ストライカーはまだ信頼を勝ちきれていないのだろう。今回のメンバーからも外される判断が下されている。

　なお前述の予選では負傷のために参加が見送られていた、主将セバスチャン・ローデが復帰。さらに同じく前述の新加入のエンクンク、そしてファレス・チャイビも新たに、今回のメンバーへと加わった。日本人選手としては今シーズン中に４０歳の誕生日を迎える、長谷部誠が登録されているところ。