2022/08/18

ブラウンシュヴァイク:遠藤渓太が新型コロナウィルスに感染

©︎IMAGO

 開幕から4試合で4連敗、得失点は0:9と、まさに全く思惑とは異なるシーズンスタートをみせた、アイントラハト・ブランンシュヴァイク。ブンデス2部昇格組として生き残りをはかりたい中で、これからはフォルトゥナ・デュッセルドルフとの一戦を迎えるところだ。

 「キール戦(0−3)での敗戦では、これからブンデス2部で戦っていくにあたり、何が不足しているかが誰の目にも明らかだったよ」と語ったブラウンシュヴァイクのシーレ監督は、磨きをかけてきたつもりではあるのだが、ただそれでももっとやらなくてはいけないポイントはある。フィニッシュの質を高めて、ディフェンスでは相手にスペースを与えないようにしなくてはいけないんだ」と要求。

 「最初の4試合を終えて、失望を抱いていることには間違いない。我々はもっと多くの期待を抱いてたし、これから変化を起こしていかなくてはならないんだ」と言葉を続けているが、いずれにせよ選手起用での変化は避けられない状況にある。「ロビン・クラウセは陰性で練習復帰をしたのだが、残念ながら遠藤渓太がコロナに感染してしまった。サウロ・デリカリも(筋肉系の問題で)復帰できない」

 そういった事情からも、昨季まで共にその遠藤とウニオンに在籍していたアンソニー・ウジャーが、2度の途中出場から先発昇格を果たす可能性は高いだろう。「彼は既に先発候補の1人」と指揮官も明言。「彼はその経験とコミュニケーションからも先発の可能性は高まるものだよ」と言葉を続けた。

 この夏にレンタルにて1.FCウニオン・ベルリンからブンデス2部アイントラハト・ブラウンシュヴァイクに加入した遠藤は、ここまでドイツ杯1試合とリーグ戦3試合(それぞれ先発1試合)に出場。第2節と前節は後半60分あたりから起用され、ここまでkicker採点平均5.25をマークしているところだ。

日本人選手の最新ニュース