2022/12/02

スペイン代表エンリケ監督、一時3位転落は「知ってたら心臓が止まってた」

©️FIFA via Getty Images

 「もしもそれを知っていたら、私は心臓発作を起こしていたかもしれないね」スペイン代表のルイス・エンリケ監督は、日本に1−2で敗戦を喫した試合後の会見で、そう語った。これは決して冗談ではない。一時コスタリカがドイツ代表から逆転に成功してリードを奪った時間帯では、スペイン代表は3位へと転落しドイツと共に、グループリーグ敗退の危機に瀕していたのである。

 その点でいえば「気づかなかった」ことは幸運なことだったのかもしれないが、それでも今回の日本戦での敗戦については決して満足感はないという。「予選を突破しても喜べないさ」と強調した指揮官は、「日本はあの時間帯では我々を崩していたし、さらに2点とられてもおかしくはなかった」と振り替えったように、幸先よくモラタのヘディングで先制するも、そこからリードを伸ばせず、後半開始早々に投入直後の堂安律が同点ゴール、さらに田中碧も追加点をあげて逆転に成功。

 そのゴールの前の三苫によるセンタリングは、当初はエンドラインを越えたとの判断で、VAR介入の末にゴールとなったが、エンリケ監督は「みていなかった」もののその判断を信用したという。その上で、「我々が落ち着きを失ったのはこの時間帯だった」と指摘し、「日本のように失うもののないチームは、ジェット機のように飛び立ってしまうものであり、日本は首位突破に相応しい」と付け加えた。

 特に日本代表の「アグレッシブなディフェンス」に対応に苦戦したことを認めており、我々は全ての部分で不足していた」とコメント。ただそれでも選手の入れ替えなどのせいにはせず、「私は選手に全幅の信頼を置いているんだ。あの時間帯での混乱でそれが失われることはない」と強調しており、火曜に控えるモロッコ代表との一戦にむけて「決して望んだ形ではないが、予選は突破できた。これからしっかり準備をしていき、そしてなにより改善をはからなくてはならない」と語っている。

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