2023/03/15

アペルカンプは大事に至らず、田中碧には次節チャンスか

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 ブンデスリーガ復帰を願うフォルトゥナ・デュッセルドルフにとって、入れ替え戦となる3位1.FCハイデンハイムとの直接対決はその希望を繋ぐまさに大一番であったのだが、残念ながら最終的には1−1の痛み分けに終わり、さらにこの試合でアペルカンプ真大とクリストフ・クラーラーが負傷交代を余儀なくされてしまった。

 ドイツ大衆紙ビルトによればダニエル・ティウネ監督は、アペルカンプの状態について「筋肉の硬化が見られており、あれ以上にスプリントできる状態にはなかったんだ。ただここ数日で回復がみられるのであれば、そこから負荷調整について判断を下していくことになるよ」とコメント。なおデュッセルドルフ日本語公式Twitterでは「検査の結果大きな問題なく、すでに個別トレーニングでランニングを始めています」と写真付きで報告している。

 その一方でそのハイデンハイム戦では終盤から起用、その前は90分間ベンチに座り続けていた田中碧については、中盤の主力選手であるマルセル・ソボットカが累積警告で出場停止ということもあり、指揮官は次節のロストックとのアウェイ戦にむけて「当然ながら田中碧は選択肢となる」と明言。果たしてカタールW杯後初となる代表招集を前に、その直前の試合で良い形で締めることができるだろうか。

コフナツキ争奪戦はウニオンが優位

 この夏に契約満了を迎えるダヴィド・コフナツキに対しては、ブンデス1部1.FCウニオン・ベルリンが関心を示しているところ。ブンデス通算30試合に出場し4得点をマークした経験をもつ、26歳のポーランド人ストライカーは、今季ブンデス2部25試合に出場して10得点をマーク(7アシスト)。一方でウニオンでは32歳のベーレンスとグレッツェルが今夏で契約満了となり、プレミアやサンプドリア時代で過ごしたセリエA(35試合6得点)のクラブからの関心もあるようだが、キッカーが得た情報によれば現在ブンデスで上位争いを展開中のウニオンが優位に進めている模様。

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