ブンデス昇格に一縷の望み繋いだ、アペルカンプ「とにかく勝つしかない」

　週末に行われたブンデス２部ホルスタイン・キール戦において、フォルトゥナ・デュッセルドルフはアペルカンプ真大による、１得点１アシスト（kicker採点２、マン・オブ・ザ・マッチ）の活躍により、ブンデスリーガ昇格に向けてわずかながら、一縷の望みをつなぐことに成功した。

　特にアペルカンプにとってはこれで６得点、９アシストと、キャリア最高の数字を残しているところなのだが、ただ非常に好調だった前半戦とは裏腹に、後半戦ではベンチスタートとなる日もしばしば見受けられるなど、チームとともに苦しい時期を過ごしてきた背景もある。

　ドイツの大衆氏ビルトに対して、同選手は「僕は典型的なトップ下というわけではないのですが、チームではいろいろとやりくりをしているところです。とてもたのしくプレーできましたね」とコメント。このまま勢いに乗っていきたいところだが「あと３試合しかないのは残念です。数字の上ではまだ可能性はありますが、まず自分たちの課題を乗り越えないと。次はザンクトパウリ戦です」と語った。

　事実３位のハンブルクとの勝ち点差は４で直接対決の機会ももうなく、そのハンブルクの残り３試合の対戦相手は１７位レーゲンスブルク、１８位ザントハウゼン、１２位フュルトと下位相手だ。「ハンブルクもいいチームです。彼ら次第という状況ですが、ただとにかく僕たちとしては勝利をおさめていくしかありません」とアペルカンプは意気込みをみせた。