2020/03/31

ネヴェン・スボティッチ、クラブとしての結束力へ疑問符


 ここ3週間のうちにほぼ全てのブンデスリーガの選手たちは、自身のサラリーの一部を返上することを決定するなど、「僕たち選手側の方はクラブと一丸となり取り組めているし、それはこれまでにも求められてきた、当然のことだとも思っている」と、ネヴェン・スボティッチはコメント。
 しかしながら昇格組1.FCウニオン・ベルリンの守備の要を担う同選手は、メディアとの質疑応答のなかで「ただクラブ同士ではどうだろうか?まだそこまで一丸となり切れていないように思う。少なくともクラブ同士が互いに支え合うということは、あまり耳にされていないように思う」と、言葉を続けた。
 国際プロサッカー選手会にて評議会員も務めるスボティッチの目には、どうやら多くのクラブからエゴイズムが見え隠れしているようで、「どこも自分たちのことを気にして、上ばかりみて、そして一丸となっていくことを期待している。でも誰も下を見ずに、自らが一丸となろうとはしていないのさ。これはサッカーの商用化といった側面だとも言えると思う。」と、指摘。
 さらにかつてドルトムントにて国内二冠も達成しているCBは、多くのアマチュア選手たちのサラリー面のことも危惧しており、「スター選手というのは、氷山の一角というレベルではない。氷山の一角の、そのまた頂点にいる人たちなんだ。それ以外は全て氷山でしかなく、僕たちにみえていないくて、でもそこをしっかりと考えていかなくてはならないところでもある」と、訴えている。
「ブンデスリーガの決め事は、みんなで守るべき」

 またマネージャーを務めるオリヴァー・ルーネルト氏は、ボルシア・ドルトムントなと一部のブンデスリーガのクラブが、ブンデスリーガより4月5日までは個別で調整することを求められながらも、チームとしての練習を再開したことについて、「本来は同じであるべきだと思うよ。しかし幾つかのクラブがそれを守らないのでれば、それは残念に思うね」とコメント。
 「ブンデスリーガが勧めるには、それなりに理由があるはずなのだから」と、言葉を続けており、世間において隔離が求められている風潮の中で、「サッカーだって、それに該当するんだ」と強調した。「ブンデスリーガのルールを守るべきだと思う。あと先見えない不透明な状況下において、そのように合意しているのであれば遵守すべきだろう」
 ちなみにウニオンでも、確かに選手はスタジアムの施設を利用してトレーニングを行うことが可能であり、「人にいてほしいという選手は確かにいるし、理解できるもの。コーチからの指導も受けられるし。だが我々はチームとしてトレーニングを行っていく考えはない」との考えを語った。
 

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