2022/09/12

旧東ドイツのウニオン・ベルリン、ブンデス史上34番目の首位浮上を果たす

©️IMAGO/Eibner

 来シーズン向けのキッカー新シーズン特別号では、過去に首位に立ったことのあるクラブとして、新たにもう1つのクラブ名が加わることになる。ブンデスリーガ史上34番目のクラブとして第6節では、1.FCウニオン・ベルリンが初めて首位に躍り出たのだ。日曜日に開催された1.FCケルン戦にて1−0で勝利を収め、観客達からは「首位、首位、我らこそ首位!」とのチャントによって、アウェイ席の前に並んだウニオンの選手達は祝福を受け取っていたのである。

 現在ブンデスリーガではシーズンをまたぎ、13試合連続無敗のウニオン・ベルリンでは、おそらく多くの人たちが現状に心地よく楽しんでいることだろう。だが指揮官は異なる。ウアス・フィッシャー監督の頭の中には、マイスター・シャーレのイメージは微塵もない。「ファンならばそれなりに盛り上がれるものだろうが、ただ私は全体を少し異なる視点で捉えている。確かに順位表をみれば、この勝ち点14という結果には嬉しさは感じるがね」とコメント。「これはプラスには働くものだが、これから難しい過密日程にも入る。うまくいかない時期は必ずやってくるし、今はあくまで一時的なものでしかないよ」

 おそらくは馴染みのウニオン・ベルリンファンの中では、旧東ドイツ時代ではいつ首位に立っていただろうか、という思いにも駆られているかもしれない。だがこの答えは「皆無」だ。実は旧東ドイツのトップリーグにおいてウニオン・ベルリンは、1967/68シーズンの第7節、そして1970/71シーズンを折り返す際に2位に立ったのが最高位なのだ。果たしてこれがどこまで続くか。日曜は今季初勝利をフランクフルト戦であげたVfLヴォルフスブルクとホーム戦が控えるも、まずは木曜日のEL第2戦、スポルティング・ブラガとのアウェイ戦に臨まなくてはならない。

 特にウニオンは初戦で、ロワイヤル・ユニオン・サンジョワーズにホームで0−1と敗戦を喫しており、今シーズン唯一の敗戦について副主将のラニ・ケディラは「この前の木曜は、僕たちはあまり良くなかった。ただ今度の木曜には次の戦いが待っているし、最低でもここでは勝ち点1は確保しておかないと」とコメント。ただGKフレデリク・レノウが再び起用できるかどうかはわからない。足に負傷を負った同選手週明けにも検査を受ける予定となっており、そのため日曜のケルン戦では今夏にレヴァークーゼンからレンタルで加入した、レナルト・グリルが出場。無事にデビュー戦を飾っていた。

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