2022/11/16

ウニオンが本拠地拡張工事、一時的にベルリン五輪スタジアムを利用

©️Union Berlin

 2017年に1.FCウニオン・ベルリンでは既に、本拠地アルテ・フェルステライの拡張工事を行う計画を発表、だがコロナ禍により延期を余儀なくされてきたのだが、月曜日の総会にてダーク・ツィングラー会長は、クラブが借地権契約における購入権を行使し、ヴールハイデからヘマンーリング通りまでの区画まで、クラブ史上初めてスタジアム用地の所有者となったことを明らかにしている。工期は2期が予定され1期は来春からスタジアム周辺を対象に実施。例えばフォレスターズロッジを改修し2つの練習場に新しいプロフェッショナル・トレーニングセンター(およそ3500平米)が建設される予定。そのフォレスターズロッジとスタジアムの間にはクラブハウスが建設され、3階建てのビルにはルーフテラスのある大きなファンレストランや倉庫が建設、P1には最大35台のバスが駐車可能な立体駐車場が建設され、工期は12ヶ月から14ヶ月を予定しているとのこと。

 それから本拠地の拡張工事に着手することになる。例えばメインスタンドには4階席を増設し、立見席に座席やボックスを増設する予定で、これにより総座席数はおよそ3万7500席(立席29,000席、着席8,500席)になるという。着工は最短で2024年夏を予定しており、「欧州で最もクールなスタジアムの1つになるだろう。世代を超えたプロジェクトだ。私たちは子供たちのために作っている。できる限り持続可能な方法で建設していくよ」と、ツィングラー会長は胸を張ったが、ただ同時にこれが2024/25シーズンでベルリン五輪スタジアムを利用する計画であることが発表されると、会場からは大きなざわめきが沸き起こった。「費用対効果が高いのだ。そうすることで我々は”家”を綺麗にするのだよ」

昨季の決算を報告

 また1.FCウニオン・ベルリンは2021/22シーズンの売上高を発表。前シーズンでは7300万ユーロ弱であったのに対して、1億2200万ユーロ強を記録しており、特に収入面における増額がめざましく、そこには移籍金による2000万ユーロの収入も含まれている。有資格部門に対しては4300万ユーロが費やされ、これは前年に比較してちょうど1000万ユーロの増加。今季の予算は5200万ユーロとなっており、オスカル・クローシェ財務担当によるとそれでも、ブンデスリーガ内では下から3分の1に入る規模だという。

 グループ全体では1268万ユーロの利益を計上。前年度は1136万ユーロで、今季の売上高としては1億5700万ユーロを見込んでいるという。また自己資本は416万5000ユーロを初めて計上。「我々は常に競技面に対して投資を続けていくし、競技面において更なる発展を果たさなくてはならない。そうすることで経済的にも健全になっていくものであり、今はクラブ史上最大かつ、最も重要な投資段階にある」と宣言した。

2年ぶりにスペインで冬季合宿

 なおウニオン・ベルリンでは2年ぶりに冬季合宿を実施することを発表。2023年1月2日から11日にかけて、選手たちはスペインのカンポアモールで後半戦に向けた準備を進めていくこととなり、そもそもコロナ禍前まではウニオンでは、スペイン南東部のコスタブランカを冬季合宿の場所としていた背景がある。1月の平均気温は14度と予想され、テストマッチは2試合が開催されるとのこと。まだ対戦相手は未定だ。そして1月21日に控えるブンデスリーガ第16節TSGホッフェンハイム戦への準備を進めていく。

 ただしそのホッフェンハイム戦では、ディオゴ・レイテが欠場を余儀なくされることに。日曜日に行われたSCフライブルク戦にて退場処分を受けていた同選手に対して、ドイツサッカー連盟は1試合の出場停止処分を科すことを判断。前半19分に右サイドから堂安律がPA内へと侵入したところ、後方から堂安の左足へと接触したプレーに対してアイテキン主審から、意図的にファウルで止めたとして一発退場を宣告。ヴィンセンツォ・グリフォがPKを沈めて3−0としたことにより、処分は1試合のみということになった。

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