スカパー!
2022/12/07
ウニオン:原口元気ら再始動も、8選手がまだ不在

©️imago images
月曜日より再始動した1.FCウニオン・ベルリンだが、そこには原口元気らの姿が見られる一方で、まだ多くの選手の姿が見受けられていなかった。ケヴィン・ベーレンスとファビオ・シュナイダーは病気のために、シェラルド・ベッカーは個人的な事情により、アンドラス・シェファーは手術後まだ復調しきれていないために、そしてW杯参加のフレデリク・レノウ(デンマーク)も他のユース代表の若手選手らとともに不在となっている。
今季は長らくブンデス首位に立つ飛躍をみせていたウニオンだが、最後の1週間で力尽きて5位転落。そこからの巻き返しをはかるために開始された今週の練習では、さっそく9回以上のセッションが見込まれており、さらに2試合のテストマッチも予定されているところ。ただ特にウニオンはまだ全ての大会で生き残りを果たしていることから、後半戦もこういったタイトなスケジュールの中で戦い抜いていかなくてはならない。
ドイツサッカー連盟から罰金処分
その一方でウニオンに対してドイツサッカー連盟は、8月1日に行われたドイツ杯初戦ケムニッツ戦において、ファンがスポーツマンシップに反する行為をしたとして2000ユーロの罰金を請求。この試合の後半57分にベルリンの観客席から2つの火器類が使用されていた。なおブンデス2部ブラウンシュヴァイクも8月20日のデュッセルドルフ戦にてベンガル式の発炎筒35基を使用。2万1000ユーロの罰金(うち7000ユーロ迄インフラ改善に使用可能)を請求されており、両クラブとも受け入れたため処分は確定済みとなった。
若手シュナイダーがレンタル間近
現在のウニオン・ベルリンでは自前で育成した若手選手は数える程度しか残っていないが、そのなかの1人であるファビオ・シュナイダーもまた、今冬にクラブを後にすることになりそうだ。kickerが得た情報によれば今季出場機会のない20歳は、グライフスヴァルトにレンタル間近に迫っているという。そこで1年半の契約を締結する見込みで、ちなみに監督はかつてウニオンに在籍したフェリックス・クロース、そして元ドイツ代表トニ・クロースの父であるローランド・クロース。
The boys are back in town ❤️🤍 pic.twitter.com/MwKpftd219
— 1. FC Union Berlin (@fcunion) December 5, 2022