2023/01/28
ウニオン、チュニジア代表MFアイサ・ライドゥニ争奪戦を制す

©️IMAGO/Action Plus
1.FCウニオン・ベルリンは今冬の移籍市場で、セントラル・ミッドフィルダーの補強に成功した。今冬のW杯ではチュニジア代表として特にフランス戦で輝きを解き放っていた、アイサ・ライドゥニをフェレンツヴァーロシュTCより迎え入れている。大会前から同選手にはセルティックやマルセイユ、その後はSCフライブルクやエスパニョール・バルセロナも関心を示していたものの、争奪戦を最後に制したのはウニオン・ベルリンだった。
「アイサがもつクオリティについては、以前から定評のあったもの。そして彼のボックス・トゥ・ボックスにおけるプレー、激しさ、そしてプレー理解度という点では、我々のプレーに更なるクオリティをもたらしてくれることだろう」と、ルーネルト競技部門取締役は期待をかける。一方のライドゥニは今回の決断について、「プロのサッカー選手である以上は、世界の最高峰で戦いたいと思うものだし、ここブンデスリーガで自分の力が証明できるようワクワクしているところだよ」と述べている。
ライドゥニは特にボランチでその強みを発揮するタイプであり、メンタル面での強さをもった選手として、守備陣の前ではボール奪取能力でその存在感を示す。またオフェンス面においても背後からビルドアップでゲームを盛り上げていくことができ、オープンスペースの感覚に優れ、判断能力の速さからも、CMFとしても起用可能だ。
ライドゥニのデビュー戦は?
リーグが真っ最中であることから「今すぐにでもプレーできる」との見方を示したフィッシャー監督だが、それが火曜のドイツ杯16強となるかは「みてみよう。まずは互いを知ること」と説明。ただアンドラス・シェファーは組織的な損傷ではないものの負傷のために欠場。ライドゥニに出場機会はは訪れるかもしれない。セグインや原口元気も控えるが、後者はシュトゥットガルト移籍の可能性も取り沙汰されているところ。
𝗘 𝗜 𝗦 𝗘 𝗥 𝗡, Aïssa ✊ pic.twitter.com/SgOwzcnOp4
— 1. FC Union Berlin (@fcunion) January 27, 2023