ウニオン、イスコ獲得断念。「我々にも限界がある」

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　もう全ての手筈は整っているかのうようにさえみえていた。だが１.ＦＣウニオン・ベルリンが目指したイスコ獲得作戦は、移籍市場最終日に頓挫という形で終焉を迎えている。ルーネルト競技部門取締役は、「イスコを獲得できればよかったのだが、しかし我々にも限界というものはある」とコメント。「それ以前の合意に反してそれが今日超過されてしまったことにより、この移籍は実現しなかったんだ」と言葉を続けた。

　その一方でイスコの代理人も反論を述べており、「交渉相手がもはや、当初議論していた枠組の中で動く容易がないことを、競技の過程のなかで思い知らされるほかなかった」と、ドイツの大衆紙ビルトに対してコメント。すでにメディカルチェックも済ませていたにもかかわらず、詰めのところで最終合意には至らなかった。

　なおドイツの移籍市場はあと数時間のうちに閉幕を迎えることになり、ウニオン側に残された時間はあまりに少ない。一方でダニ・オルモやクリストファー・エンクンクの負傷によりイスコへの関心が報じられたＲＢライプツィヒでは、すでにローゼ監督が「考えにはない」と関心について否定している。

　またバレンシアで育成され、マラガで頭角を現し、そしてレアルで数々のタイトルを獲得してきたイスコは、昨夏に移籍したセビージャとの契約を昨年末をもって解消。現在はフリーの状況となっており、現在も引き続きその行き先は不透明なまま欧州での冬季移籍市場最終日を迎えてしまった。

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— 1. FC Union Berlin (@fcunion_en) January 31, 2023